【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日
徳島県立農林水産総合技術支援センターは、冬春トマト・ミニトマト及び冬春なすにコナジラミ類(主にタバココナジラミ)が県西部地域で多発のおそれがあるとして、11月6日に令和7年度病害虫発生予察注意報第8号を発表した。
徳島県立農林水産総合技術支援センターによると、10月28日、29日に行った冬春トマト・ミニトマトの巡回調査では、発生圃場率が100%と、平年(79.3%)に比べてやや高く、寄生葉率が42.0%と、平年(11.6%)に比べて高い。
また、10月28日、29日に行った冬春なすの巡回調査では、発生圃場率が80.0%。平年(92.6%)並の発生だが、寄生葉率は74.4%と、平年(27.3%)に比べて高い。
高松地方気象台が10月30日に発表した1か月予報では、気温は平年より高く、降水量は平年より多く、日照時間は平年並か少ないと予想。発生助長的な気象条件となる。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)外部から施設内への侵入を防ぐため、開口部は防虫ネット等(目合い0.4mm以下)で覆う。
(2)多発すると防除が困難になるため、表1、2を参考に、発生初期から防除を行う。


(3)花粉交配用昆虫等の有用生物を利用している場合は、農薬の影響日数に注意する。
(提供:徳島県)
(4)タバココナジラミ(図1、2)はトマト、ミニトマト黄化葉巻病の原因であるウイルス(TYLCV)や黄化病の原因であるウイルス(ToCV)を媒介する。発病株は見つけ次第抜き取り、ハウス外に持ち出して適切に処分する(図3、4)。
(5)防除については、徳島県植物防疫指針を参照。薬剤の使用に当たっては、必ず農薬ラベル記載事項を遵守する。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日 -
エンで「総合職」「検察官」を公募 農水省2025年11月7日 -
JPIセミナー 農水省「高騰するコスト環境下における食料システム法の実務対応」開催2025年11月7日 -
(460)ローカル食の輸出は何を失うか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月7日 -
「秋の味覚。きのこフェア」都内の全農グループ店舗で開催 JA全農2025年11月7日 -
茨城県「いいものいっぱい広場」約200点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月7日 -
除草剤「クロレートS」登録内容変更 エス・ディー・エス バイオテック2025年11月7日 -
TNFDの「壁」を乗り越える 最新動向と支援の実践を紹介 農林中金・農中総研と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年11月7日 -
農家から農家へ伝わる土壌保全技術 西アフリカで普及実態を解明 国際農研2025年11月7日 -
濃厚な味わいの「横須賀みかん」など「冬ギフト」受注開始 青木フルーツ2025年11月7日 -
冬春トマトの出荷順調 総出荷量220トンを計画 JAくま2025年11月7日 -
東京都エコ農産物の専門店「トウキョウ エコ マルシェ」赤坂に開設2025年11月7日 -
耕作放棄地で自然栽培米 生産拡大支援でクラファン型寄附受付開始 京都府福知山市2025年11月7日 -
茨城県行方市「全国焼き芋サミット」「焼き芋塾」参加者募集中2025年11月7日 -
ワールドデーリーサミット2025で「最優秀ポスター賞」受賞 雪印メグミルク2025年11月7日 -
タイミーと業務提携契約締結 生産現場の労働力不足の解消へ 雨風太陽2025年11月7日 -
スマート農業分野の灌水制御技術 デンソーと共同で検証開始 ディーピーティー2025年11月7日 -
コクと酸味引き立つ「無限エビ 海老マヨネーズ風味」期間限定で新発売 亀田製菓2025年11月7日 -
おいしい「いわての原木しいたけ」銀河プラザで販売会 岩手県2025年11月7日 -
AGRIST 東京Sustainable Food Museumで1か月間のPOPUP開催2025年11月7日


































