農業・観光・教育の機能備えた再エネ発電所建設へ クラファン第2期開始 生活クラブ2025年2月6日
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は1月6日、農業・観光・教育の機能をもつ、これまでにない再エネ発電所建設に向けたクラウドファンディング「食とエネルギーのテーマパークをソーラーシェアリングでつくりたい」の第2期への取組みを開始した。
生活クラブは2024年9月、たまエンパワー(東京都多摩市)と東京、神奈川、埼玉、千葉の生活クラブと共同で、これまで築いてきた再エネを介した提携関係をさらに発展させ、ソーラーシェアリングによる持続可能な地域社会づくりに取り組む新会社を設立した。
新会社所有の発電所建設の一部資金調達のために始めたクラウドファンディングは、約2週間の短期間で第1期の目標額300万円を達成。そこで、事業の安定性や継続性を鑑み、1月20日からは第2期クラウドファンディングの募集を開始した。農業・観光・教育の機能をもつ、これまでにない発電所をつくり、地域社会の活性化をめざす。
かつて、同発電所の建設地域の基幹産業だった農業の衰退を止め、人口減少などの課題をソーラーシェアリングで解決するため、クラウドファンディングに取り組んでいる。農業の衰退や地域の過疎化は、今や日本の各地に共通する課題。同事業のプロセスや得られたノウハウを広く他地域と共有し、各地の課題解決に役立てる。また、大勢の人々の参加と共感を募り、ゆるやかな連帯をつくることをめざしている。
同事業は、固定価格買取制度(FIT)に頼らずにすすめようとしている。クラウドファンディング第2期の目標は1期と同様の300万円で計600万円の資金調達をめざす。
◎クラウドファンディング概要
期間:1月6日~2月28日
目標金額:第1期・第2期計 600万円
<リターン>
・さがみこファーム産のブルーベリーやはちみつなどのモノだけでなく、お披露目イベントやツアーへの招待、講演会など、学びや自分の地域での展開のきっかけとなるようなものまで、全31種類。
・新発電所で発電した電気は、 生活クラブエナジーを介して非化石価値つきの電気として生活クラブでんき契約者(東京電力管内)へ供給。
・太陽光パネルの下ではレモン、いちじく、生食用ぶどうなどを作付けする計画。
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