第五福竜丸を牛乳パックで作ろう 春休み工作イベント開催 パルシステム東京2025年3月11日
生活協同組合パルシステム東京は3月23日、牛乳パックを使って船を作るイベントを江東区夢の島の都立第五福竜丸展示館で開催。講師の解説を聞きながら展示館内部を見学し、第五福竜丸が被爆した事件について学ぶ。

施設内で展示されている「第五福竜丸」
第五福竜丸は1954年、アメリカ合衆国が太平洋のマーシャル諸島で行った水素爆弾実験により被爆した遠洋マグロ漁船。23人の乗組員たちは、「死の灰」と呼ばれる放射性降下物を多量に浴び、その後の人生に大きな被害を受けた。展示館の学芸員で(公財)第五福竜丸平和協会の事務局長を務める市田真理さんが、第五福竜丸の実物を前に、事件の概要を説明し平和への思いを語る。
展示館の見学後は、牛乳パックを使って船作りを体験。子どもたちは自分だけのオリジナル船を作って持ち帰ることかできる。

船づくりのようす
講師の市田さんは、元乗組員の被爆体験を伝える活動を支えながら自身も講演するなど、第五福竜丸の被爆とその歴史を広く訴えている。水爆実験から70年が経過したいま、参加者とともに核兵器に脅かされることのない社会への思いを共有する。
◎春休み親子企画「牛乳パックで第五福竜丸をつくろう!」開催概要
日時:3月23日 10:00~12:00
会場:都立第五福竜丸展示館(東京都江東区夢の島2丁目1−1)
参加対象:パルシステム東京利用者を含む小学生以上の子どもがいる家族
定員:10組20人
参加費:無料
持ち物:筆記用具、飲み物、1L牛乳パックの空箱1個
参加申込:(電話)03-6233-7607たは(FAX)03-4570-5699で
申込締切:3月12日12:00
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