KBN、JA香川県、コープかがわ、GMOメイクショップが連携 生成AI活用 対話型買い物サービス展開2025年3月24日
香川県坂出市でケーブルテレビや通信事業を展開するKBNは3月13日、JA香川県、コープかがわ、GMOメイクショップと連携し、KBNの新サービス「生成AIを活用した対話型コマース」による買い物サービス「こんにち商店」を8月の本格リリースに向けにプレオープンした。
「こんにち商店」は、スマホやタブレット端末に話しかけるだけで、AIが商品を提案するとともに、おすすめの料理メニューと必要な具材を提案、注文が完了する。同サービスは、2023年11月から2024年1月までに実施した「生成AIを活用した対話型コマースによる高齢者買い物支援」の実証実験の成果を生かし、課題を解決しながら実用化されたもので、JA香川県とコープかがわの協力を受け、地元農産物や生活必需品を取り揃え、より実用的なサービスとして改良を重ねてきた。プレオープンでさらに改善を重ね、2025年8月には対象人数も拡大して本格リリースを予定している。
地域の過疎化や高齢化、それによる商店街の衰退などから、買い物に不便を感じる高齢者世帯への対策が必要とされるなか、KBNは2023年11月にECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」をはじめとしたEC構築・運営支援を行っている。近年では地域産業の活性化を目的に地方のEC化・DX化支援に注力しているGMOメイクショップ、坂出市、坂出商工会議所と連携し、「生成AIを活用した対話型コマースによる高齢者買い物支援」の実証実験を実施した。
サービスの特長と改良点
JA香川県とコープかがわは、2019年1月に『生活協同組合コープかがわと香川県農業協同組合との「豊かでくらしやすい地域社会づくり」に向けての包括連携協定』を締結。この協定は、両組合が協同組合組織として暮らしやすい地域社会づくりに貢献することを目的としている。
今回、両組合は「生成AIを活用した対話型コマース」による買い物支援と地域活性化という取り組みに共感。連携によるシナジー効果を期待し、同サービスでの連携を決めた。この取り組みを通じて、両組合は組合員のメリットを拡大し、地域社会への貢献する。
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