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低利用魚を活用「兵庫県産クロダイ使用ちぎり揚げ」がデビュー コープこうべ2025年9月4日

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生活協同組合コープこうべは、2021年の100周年を機に生産者や地域の課題の解決をめざす「CO・OP NEXT100商品」から低利用魚を活用した新商品「兵庫県産クロダイ使用ちぎり揚げ」を9月5日から発売する。

兵庫県産クロダイ使用ちぎりあげ兵庫県産クロダイ使用ちぎりあげ

コープこうべが取り組む「CO・OP NEXT100商品」は、規格外の原材料を有効利用し、地域の活性化や工場の稼働促進を実現するために、コープこうべと生産者、取引先が共同開発する商品。このほど、地元の漁業者・企業・団体が連携し、「低利用魚」である神戸市で水揚げされるクロダイを活用した商品を供給する。

低利用魚は、旬ではないため脂の乗りが悪く、食用として知られていない、見た目が優れない、出荷できるほど数が揃わないなどの理由から、低価格で取引されたり、市場に流通しづらい魚のこと。水揚げ量の30~40%が低利用魚であると言われる。

新商品に使われるのは、春頃に多く水揚げされるクロダイで、神戸市近海を中心に漁をしている漁業者が困っていた。それは秋冬に獲れるクロダイは、脂が適度に乗っておいしい魚として知られるが、春に獲れるクロダイは脂の乗りが悪く、取引価格も安いため、十分に活用されていなかったことが理由。また、養殖されている海苔を食べてしまう被害もあり、状況の改善が求められている。

2024年、神戸市漁協から春のクロダイの悩みを聞いた地元メーカーのカネテツデリカフーズは、このクロダイを活用した商品開発を検討。以前ほうれん草の外葉を有効利用した商品を共同開発したコープこうべに相談し、春のクロダイを使った商品開発が始まった。

商品開発でタッグを組んだ、カネテツデリカフーズの谷川さん、神戸市漁協の河原さん、漁業者の幸内さん、コープこうべ宅配運営部 宅配商品の難波さん(左から)商品開発でタッグを組んだ、カネテツデリカフーズの谷川さん、神戸市漁協の河原さん、漁業者の幸内さん、
コープこうべ宅配運営部 宅配商品の難波さん(左から)

神戸で水揚げされたクロダイを神戸市漁協が冷凍処理し、これを協同食品センター(兵庫県西宮市)がすり身に。次に、カネテツデリカフーズが淡路島産玉ねぎ、ごぼう、にんじんなどを加えて練り製品に加工し、地元の企業や団体が商品化に向けて力を合わせた。

この低利用魚を商品化することで、「クロダイを食べる文化を盛り上げたい」「漁業者にも、組合員にも喜んでもらえる商品を作りたい」と、職員やコープ商品わいわい会議メンバーの組合員に意見をもらいながら商品を開発。具材の大きさを調整するなどして、玉ねぎの自然な甘みとシャキシャキ感、ごぼうの香りとにんじんの彩りがアクセントになったちぎり揚げが完成した。

「兵庫県産クロダイ使用ちぎり揚げ」は、「大きさもちょうどよく、食べやすい」「野菜の風味も感じられておいしい」など好評価が寄せられている。店舗では9月5日~7日に数量限定で販売。宅配は8月4回(8/26~カタログ配布)デビュー。

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