食料生産地域再生の先端技術成果を発表 農水省2014年11月21日
農水省は「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」で得られた研究成果を広く発信するために、12月18日に岩手県陸前高田市のキャピタルホテル1000で、研究成果発表会を開催する。
復興庁と農水省は、東日本大震災の被災地を復興し、食料生産地域として再生する為に、平成24年度から岩手県・宮城県・福島県内に農業・農村分野の研究実証地区、岩手県・宮城県内に漁業・漁村分野の研究実証地区を設け、「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」を開始し、先端的な技術を駆使した大規模実証研究を実施してきている。
今回は、生産、普及、行政、研究に携わる関係者を対象に、岩手県内での農業・農村分野の最新研究成果・情報を発信する。そのことで研究成果を速やかに被災地の復旧・復興に役立ててもらうことと、関係者からの意見を今後の実証研究に反映することを目的に開催される。
【研究成果発表会の概要】
○日時:12月18日13:30?16:30
○会場:キャピタルホテル1000カメリアプラザホール(岩手県陸前高田市高田町字長砂60-1)
○主なプログラム(敬称略)
【生産現場からの情報提供】
▽広田半島営農組合・臼井剛組合長
▽米崎わい化りんご生産組合・菊池貞夫組合長
▽岩手県農林水産部農業普及技術課・前田一人総括課長
【研究成果発表】
▽「中小区画土地利用型営農技術の実証研究」御子柴義郎・農研機構東北農業研究センター生産環境研究領域長
▽「中山間地域における施設園芸技術の実証研究」川村浩美・岩手県農業研究センター技術部南部園芸研究室室長
▽「ブランド化を促進する果実の生産・加工技術の実証研究」小原繁・岩手県農業研究センター技術部果樹研究室室長
▽「ブランド化を促進する野菜の生産・加工技術の実証研究」高橋守・岩手県農業研究センター技術部野菜花き研究室室長
【現地見学会】
12月18日10:30?11:45
中小規模施設園芸技術実証研究施設で、地域木材を有効活用した木骨ハウスにおいて、イチゴの高設栽培システム及び局所暖房技術、木質バイオマス加温機を利用した低コスト暖房技術などを見学できる。
○申し込み・問い合わせは農水省ホームページ、東北農政局生産部生産技術環境課宛てEメール、またはFAX(022-217-4180)で。
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