農作物の語彙体系を構築「農作物名称リサーチ」2019年4月22日
農研機構と国立情報学研究所が参加するコンソーシアム内の研究チームは、農作物が名前を変えても追跡できる農作物語彙体系「農作物名称リサーチ」を構築。生産から消費に至るデータを横断して連携することをめざす。
ビールのおつまみの定番"枝豆"は、植物なら「ダイズ」、作物では「エダマメ」、そして商品になると「枝付きエダマメ」といった具合でフードチェーンの段階によって、データ名が違う。また、データを管理する組織によってもデータ名が異なり、国際流通になると、農作物データが日本語以外の言語で管理されるなど、農作物の履歴をデータ名でたどるのは容易ではない。
これまでも、農作物名を整理した冊子は発行されていたが、複数のコンピュータから利用することは考慮されていなかった。「農作物名称リサーチ」は、2種類の農薬基準データに含まれる1249の農作物を、作物名、別名、英名、学名等で表しており、コンピュータから扱えるようになった。
農研機構は、食用農作物の農薬基準情報、外国語表記、遺伝情報の収集支援や、政府が優先的に使用すべきとした標準農作物名の普及に貢献するとしている。
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