田んぼダム作る水位管理器具を開発 農研機構が洪水被害軽減に有用と2020年8月7日
農研機構は8月5日、豪雨時の洪水対策に水田を積極的に活用するために必要な「水深」および「堪水期間」の上限目安と、同目安を手軽に達成できる「田んぼダム」用の水位管理器具を開発したと発表した。水田排水口に設置するだけで、手間をかけずに水田の貯水効果を高めることができる。

「田んぼダム」は、農家が簡単に進められる自主防災の仕組みとして注目されており、とくに新潟県で先行した取り組みが見られる。周囲を畔に囲まれ、ダムのように雨水を貯留できる田んぼの特性を生かしたもので、貯留機能を人為的に高めた水田が「田んぼダム」。
全国各地で豪雨に伴う洪水被害がすでに発生している状況にあり、気候変動などの影響も手伝い、将来的リスクが今後さらに高まることが予測されている。
大がかりなダムの建設には多大な費用と時間がかかるが、個々の水稲農家が今回の器具を自主防災の観点で田んぼに取り付ければ、地域全体の防災能力の向上につなげられる。
降雨時に田面から貯留水があふれ出るのを抑制する水位管理器具は、同様の機能を持つ様々な形状の製品がすでに製造・販売されおり、その効果を評価するシミュレーション手法も開発されている。そうした取り組みを広げるには多くの耕作者の理解と協力が不可欠で、「製作者の手間をかけず、安価に実現するための水位管理器具を開発した」と農研機構では述べている。
【農研機構】
重要な記事
最新の記事
-
(478)大人の「卒業」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2026年3月27日 -
ニッポンエールとコラボ「大阪府産デラウェアサワー」「兵庫県産淡路島なるとオレンジサワー」新発売 富永貿易2026年3月27日 -
「国消国産」を楽しく学ぶ新CMとSNS用ショート動画を公開 JAグループ2026年3月27日 -
農泊情報サイト「FARM STAY Japan」団体旅行マッチング機能を新設2026年3月27日 -
農水省「令和7年度農山漁村振興への貢献活動に係る取組証明書」取得 バカン2026年3月27日 -
精米時期を選ばず保管 高機能鮮度保持袋「プロガードフレッシュキープ」新発売 ジェイケミカル2026年3月27日 -
新型鳥獣害対策機「BB102」向け『定額保守サービス』提供開始 NTTイードローン2026年3月27日 -
常備野菜でボリュームアップ「加えるタイプのおさかなミールキット」新発売 日本生協連2026年3月27日 -
高知県安芸市とユズ産地振興で取組開始 地域活性化起業人制度を活用し社員を派遣 ミツカン2026年3月27日 -
高級卵の食べ比べ「たまごかけごはん専門店」千葉・柏に28日オープン2026年3月27日 -
雨風太陽「東大生地方創生コンソーシアム」と連携協定を締結2026年3月27日 -
パスチャライズド牛乳200ml リユースびんをリニューアル 生活クラブ2026年3月27日 -
こめ油で初 機能性表示食品「肌にうれしいこめ油」新発売 築野食品工業2026年3月27日 -
IIJとソニー スマート農業の合弁会社「センシフィア」設立2026年3月27日 -
「日本のサービスイノベーション2025」に選出 豊明花き2026年3月27日 -
「サントリー 天然水の森 ぎふ中津川」森林整備に関する協定締結2026年3月27日 -
【注意報】ウメ、モモなどに果樹カメムシ類県内全域で多発のおそれ 佐賀県2026年3月26日 -
【JA全農の若手研究者】疾病検査と農場生産成績の分析にもとづく衛生指導2026年3月26日 -
【JA全農の若手研究者】ゲノミック評価を用いた黒毛和種の遺伝的改良2026年3月26日 -
【サステナ防除のすすめ】IPM防除の実践(雑草編)基本は"根こそぎ"(1)特殊報は要警戒2026年3月26日


































