千葉大園芸学部「東日本大震災復興支援10年の軌跡」シンポジウム開催2021年1月13日
千葉大学園芸学部は2月14日、シンポジウム「東日本大震災復興支援10年の軌跡」をオンラインで開催する。2011年3月に発生した東日本大震災の直後から、同学部有志は被災地で復興支援活動を実施。シンポジウムでは、震災から10年の節目を迎えるにあたり、学生OBOGや共に活動してきた現地の人々とこれまでの活動を振り返る。
園芸学部のスタッフと現地の人々
同大大学院園芸学研究科の秋田典子准教授と園芸学部の学生らは、東日本大震災の被災地を「花と緑で元気にする」という趣旨で復興支援活動に取り組んできた。
震災後に継続して被災地に赴き、がれき拾いから除草、花壇づくりなどで現地の人々と汗をながし、また、住民参加のワークショップの実施、花と緑の復興計画の提案などの専門性を活かした活動も行った。 活動範囲は、宮城県石巻市や岩手県釜石市、大槌町、陸前高田市、千葉県旭市など複数の県にまたがる幅広いものとなり、国や地方の公務員や企業の研究者等になったOB・OGも活動に参加。現地と学生との温かい交流は卒業後も続いており、活動の内容もより専門性を増している。これまで活動に参加した学生の数は延べ1500人以上にのぼり、活動責任者の秋田准教授は、被災地支援活動の功績が認められ、2018年7月に吉野復興大臣(当時)から表彰を受けた。
シンポジウムはこうした10年にわたる活動を振り返って開催される。
◎開催概要
日時:2月14日
場所:千葉大学松戸キャンパス・E棟2階合同講義室 または Zoom利用
<プログラム概要>
13:30~ 挨拶・概要説明(大学院園芸学研究科長・園芸学部長 松岡延浩、大学院園芸学研究科准教授 秋田典子)
13:40~ セッションⅠ 千葉大生「との」活動を振り返って【千葉⼤⽣と関わってきた現地の⽅々より】
15:10~ セッションⅡ 千葉⼤⽣「としての」活動を振り返って【園芸学部OB・OGより】
16:15~ セッションⅢ
17:00 閉会
<申し込み方法>
下記のURLから「参加申込フォーム」にアクセスし申し込む。
申込締め切り:1月31日
問い合わせ先:10周年シンポジウム実行委員会(メール)cgpj.chibauniv@gmail.com
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