2022夏季特集:PC
バイデン農政と中間選挙
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_JAまるごと相談室
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
BASFヘッドSP:プリンスベイト
プリロッソ粒剤オメガ:FMC(PC)センター
プリロッソ粒剤オメガ:FMC(SP)センター

プリムラ、イチゴにチバクロバネキノコバエ発生 多摩地域で確認 東京都2022年3月8日

一覧へ

東京都病害虫防除所は、チバクロバネキノコバエの発生を多摩地域で確認。これを受け、3月2日に病害虫発生予察特殊報第4号を発令した。

左から、チバクロバネキノコバエ成虫(上:雌 下:雄)、チバクロバネキノコバエ幼虫(写真提供:東京都病害虫防除所)左から、チバクロバネキノコバエ成虫(上:雌 下:雄)、チバクロバネキノコバエ幼虫(写真提供:東京都病害虫防除所)

1月に東京都多摩地域のプリムラで、新葉が褐変、腐敗した株を確認。また、多摩地域の別ほ場のイチゴで、生育不良株を確認した。プリムラの新葉とイチゴの地際部にはハエ目幼虫が寄生していた。幼虫を飼育したところ、クロバネキノコバエ類の成虫が羽化。採取した成虫の同定を横浜植物防疫所に依頼した結果、チバクロバネキノコバエと判明した。

海外では中国、東南アジア、アメリカ、ヨーロッパ、中南米、オーストラリア等で発生が報告されている。国内では、愛知県、京都府、静岡県、栃木県、三重県、岩手県、長野県、神奈川県、和歌山県、長崎県、佐賀県、香川県、茨城県、大分県、鹿児島県、福島県、秋田県の17府県で農業被害が確認。特殊報などの発表や学会で報告されている。

成虫の体長は雌成虫が 1.9~2.3ミリ、雄成虫が 1.8~2.1ミリで、体色は頭部が黒色、胸部と腹部が暗褐色、翅は褐色を帯びた透明。老齢幼虫の体長は約4ミリで、頭部は光沢のある黒色、胴部は白色を帯びた透明。

従来チビクロバネキノコバエ(B. agrestis)およびチバクロバネキノコバエ(B.difformis)とされていたものは、最近の分類学的研究により、Bradysia impatiens Johannsen(和名:チバクロバネキノコバエ)に整理された。

成虫は未熟な有機物に誘引されて産卵し、孵化した幼虫がそれらを摂食する。同種は、20~25℃の環境下で約15日間で1世代を経過し、施設栽培では周年発生する。

被害は、根や地際部に大量発生した幼虫が寄生して食害することにより、生育不良、新葉の褐変、地際部の腐敗等を生じる。他県ではイチゴの葉や果房の食害、株の萎凋等の事例も報告されている。寄主範囲が広く、プリムラやイチゴの他に、スイカ、メロン、キュウリ、カボチャ、サトイモ(エビイモ)、ショウガ、ネギ、花き類数種でも被害が確認されている。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇同種の発生を確認したら、クロバネキノコバエ類もしくはチバクロバネキノコバエ(一部の農薬では「チビクロバネキノコバエ」という名称で記載)に登録のある農薬を使用する。

〇被害株は速やかにほ場から除去し、適切に処分する。

〇培養土は消毒された清浄なものを使用する。

〇未熟な堆肥や有機物を多用すると同種の発生を助長するため、施用量に注意し、施用する場合は完熟したものを使用する。

〇土壌が常に多湿だと本種の発生を助長するため、適切な水分管理に努める。

〇ほ場周辺に植物残さが放置されていると、本種の発生源となるため、ほ場周辺の衛生管理を徹底する。

最新の記事

シンジェンタ右上長方形:SP

みどり戦略

住友化学住友化学右正方形2SP

注目のテーマ

注目のテーマ

JA人事

JA共済連:SP

注目のタグ

JAバンク:SP
topへ戻る