緑茶で植物もストレスから開放 植物の乾燥適応経路を抑制する天然化合物を同定2022年5月20日
東北大学大学院工学研究科の魚住信之教授らの研究グループは、東京大学大学院理学系研究科、岡山大学、ミラノ大学との共同研究で、緑茶に含まれる二種類のカテキンが、乾燥に対抗する植物の反応経路を抑制することを解明した。
同研究成果の概念図。緑茶に含まれる二種類のカテキン(CGおよびGCG)は、
乾燥時にABAにより誘導される気孔閉鎖を抑制(緩和)
緑茶に含まれるカテキンは、抗酸化作用や抗菌作用など人体に良い効果が期待されているが、植物のストレス低減や生理的な反応にも影響を与える可能性があるとみられる。
共同研究では、緑茶に含まれる二種類のカテキンが、乾燥に対抗する植物の反応経路を抑制することを解明。植物の気孔の開閉調節を担うイオン輸送体を阻害する2つの天然化合物を緑茶の成分から見いだした。これら化合物は、イオン輸送体を標的にした植物調節剤の探索法の有効性を示し、天然除草剤・バイオスティミュラントの候補物質としても期待される。
同研究は、5月出版の『Advanced Science』誌に掲載された。
なお同研究は、東北大学大学院工学研究科のほか、東京大学大学院理学系研究科の河野優助教、岡山大学学術研究院環境生命科学学域の村田芳行教授、宗正晋太郎准教授、ミラノ大学のAlex Costa教授との共同研究として行われ、JSPS、JST-moonshot、BIP、ミラノ大学の支援を受けた。
重要な記事
最新の記事
-
バイオスティミュラントの国内外の動向、研究を交流 日本バイオスティミュラント協議会が講演会(2)2026年4月2日 -
【JA人事】JAうおづ(富山県)松崎映憲組合長を再任(3月27日)2026年4月2日 -
農協の組合員数1015万人 前年比0.6%減2026年4月2日 -
「一人は万人のため」原点に JA全国機関新規採用職員研修会 700人強が参加2026年4月2日 -
【JA人事】JA福岡くるめ 新組合長に右田英訓氏(4月1日)2026年4月2日 -
ウコギ・タラノキの芽【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第382回2026年4月2日 -
切り花購入先の変化から見える花屋とスーパーの拮抗とマーケットの縮小【花づくりの現場から 宇田明】第82回2026年4月2日 -
「食育実践優良法人2026」333法人を初認定 農水省2026年4月2日 -
空輸便でお届け「博多あまおう×抹茶フェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2026年4月2日 -
「2027年国際園芸博覧会」JAグループの特設サイトを公開2026年4月2日 -
【役員人事】農林中金アカデミー(4月1日付)2026年4月2日 -
【役員人事】石原産業(4月1日付)2026年4月2日 -
【人事異動】石原産業(4月1日付)2026年4月2日 -
【役員人事】協同住宅ローン(4月1日付)2026年4月2日 -
【役員人事】アグリフューチャージャパン(4月1日付)2026年4月2日 -
アイガモロボ、みどり投資促進税制の対象機械に認定 井関農機2026年4月2日 -
農水省が新設「食育実践優良法人2026」に認定 カゴメ2026年4月2日 -
農水省「食育実践優良法人2026」に認定 ポッカサッポロフード&ビバレッジ2026年4月2日 -
大阪府豊能町と包括的連携協定を締結 農業、次世代育成など取り組み ヤンマー2026年4月2日 -
成牛用 生菌入り混合飼料「ビオスリーVC」新発売 東亜薬品工業2026年4月2日


































