人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
FMCセンターPC:ベネビア®OD
JA全中中央SP

「多細胞生物」糸状菌の細胞つなぐ穴を制御 多数の因子を発見 農研機構ほか2023年3月20日

一覧へ

東京大学大学院農学生命科学研究科の丸山潤一特任教授らの研究グループは東洋大学情報連携学部の中村周吾教授らと共同で、糸状菌(カビ)の細胞間連絡について多数の制御因子を発見することで新たな制御メカニズムを解明。多細胞での細胞間連絡の獲得にともなう遺伝子進化を明らかにした。

「多細胞生物」糸状菌の細胞つなぐ穴を制御 多数の因子を発見 農研機構ほか

糸状菌は多細胞で、細長い細胞が「隔壁」により仕切られて連なった菌糸を伸ばして生長している。隔壁には「隔壁孔」と呼ばれる小さな穴があき、これを介して隣り合う細胞どうしが連絡している。

この細胞間連絡は、動物・植物のような多細胞生物として共通する性質で、真核生物のなかでもっとも単純な構造で始原的な細胞間連絡と言える。糸状菌の細胞間連絡の制御メカニズムについては、糸状菌特異的なオルガネラWoronin body(オロニン小体)が物理的にふさいで遮断するという程度の知見のレベルだった。

同研究グループは、細胞間連絡を制御する因子の探索を目的として、多細胞の糸状菌に特異的に存在する機能未知遺伝子を選択し、網羅的な細胞内局在解析を行った。そのうち隔壁に局在するタンパク質の機能を調べた結果、最終的に23個の細胞間連絡の制御因子を発見した。

以上のことから、糸状菌の細胞間連絡について新たな制御メカニズムを解明するとともに、多細胞での細胞間連絡の獲得にともなう遺伝子進化を明らかにした。同研究の知見により、糸状菌の形態的特徴にもとづいた産業利用における機能改変や、病原性防御に応用されることが期待される。

同研究成果は3月17日(英国時間)付けで『Nature Communications』誌に掲載された。

重要な記事

ナガセサンバイオ右上長方形SP 20230619

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る