植物育成用照明「フィリップスLEDインターライティング」白河市のトマト栽培で導入 シグニファイ2024年4月12日
シグニファイジャパンは、福島県白河市のみちのく白河農園のトマト栽培を行う温室(南棟)に植物育成用LED照明「フィリップスグリーンパワーLEDインターライティング」を導入。冬場の日射量の不足をLED照明で補い、作物の品質・収穫量の安定した周年栽培を目指す。
「フィリップスグリーンパワーLEDインターライティング」を使用するトマト栽培の温室(みちのく白河農園)
みちのく白河農園のある白河市周辺は、冬場の日射量が少なく冬季の作物を安定的に育成することが課題。同農園では、不足する日射量を補うためLED照明による"補光"を検討し、シグニファイジャパンの「フィリップスLEDインターライティング」を選定した。
LED照明による補光は、より強く、均一な作物へと品質を安定化。また、同じ空間で栽植密度を上げることが可能になるなど、収穫量の向上が効果として挙げられる。同社は今後、収量シミュレーションや補光に合わせた栽培管理、また生育状況を見ながら効率の良いLED照明の使用方法についてサポートする。
フィリップスLEDインターライティング
「フィリップスグリーンパワーLEDインターライティング」は、エネルギー効率が高く、年間を通して新鮮で風味豊かな作物がよく育つよう特別に開発された植物育成用LED照明。植物の樹間に照明を設置することで、光の届きにくい中間層や下層に十分な光を与えることができ、生産量の向上と生産の安定化を可能にする。トマト、キュウリ、パプリカ、ナスなど対象作物の味と品質を維持しながら収穫量の増加が期待できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日