「関東地域における大豆有機栽培技術体系」SOP公開 農研機構2024年4月17日
農研機構は4月16日、関東地域における大豆有機栽培技術体系を開発し、標準作業手順書(SOP)を公開。同手順書では、品種選択や病害虫・雑草防除のポイント等をわかりやすく示している。
「関東地域における大豆有機栽培技術体系」標準作業手順書を公開
農林水産省は、2021年に「みどりの食料システム戦略」を策定し、その中で「2050年までに、有機農業の取組面積の割合25%(100万ha)」という目標を掲げている。この達成には水稲や大豆など土地利用型作物の面積拡大が重要となるが、これまで大豆有機栽培については栽培体系が確立されていなかった。
そこで農研機構中日本農業研究センター(茨城県つくば市)は、大豆の有機栽培で問題となる雑草や病害虫等へ対応する技術を開発・体系化。このほど「関東地域における大豆有機栽培技術体系」標準作業手順書として取りまとめ公開した。
同標準作業手順書の主なポイントとして、品種や播種時期の変更による収量確保や虫害回避、早期の中耕培土による雑草防除などの効果を具体的データを示しながら解説。現在、大豆の有機栽培を実施中または検討中の生産者は、同標準作業手順書を活用することで関東での生産拡大に役立てることができる。また、今後は水田転換畑での水稲・大豆等を含む有機栽培体系構築にも活用できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日




































