持続可能な農食産業発展へ 名大と「未来作物ラボ」開講 グランドグリーン2024年10月11日
名古屋大学大学院生命農学研究科とアグリバイオベンチャーのグランドグリーンは10月1日、産学協同研究講座「通称:未来作物ラボ」を開講した。
名古屋大学とグランドグリーンが連携して開発を進める暑さに負けないトマト
グランドグリーンは、2017年に名古屋大学発ベンチャーとして創業し、作物の改良を通して世界に価値を生み出すため事業展開を進めてきた。名古屋大学では、広く農学および作物・植物分野で世界をリードする多くの研究を実施。両者は連携して、暑さに負けない高糖度トマトの開発や、ゲノム編集など先端技術の作物への適用技術の開発を進めてきた。
地球環境の変化により、気候変動への適応とカーボンニュートラルの実現が急務となるなか、産学協同研究講座の設置により、名古屋大学の学術的知見とグランドグリーンの先端技術の融合をさらに進め、地球規模の環境変動に適応した未来の作物を描く。
同講座では、地球規模の気候変動に迅速に対応するため、ゲノム編集を基盤とする先端育種テクノロジーの開発に取り組む。これにより、急速に変化する環境に適応できる有用作物、新品種の育成へ向けて実証を進める。また、同取り組みから得られた技術と知見を、グランドグリーンと共同研究を実施するパートナー企業とも共有、活用していく。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日