【注意報】野菜類にコナジラミ類 県下全域で多発のおそれ 岐阜県2025年10月3日
岐阜県病害虫防除所は、野菜類にコナジラミ類(タバココナジラミ、オンシツコナジラミ)が県下全域で多発のおそれがあるとして、10月1日に令和7年度病害虫発生予察注意報第6号を発表した。

岐阜県病害虫防除所によると、トマト栽培施設の周辺に設置した黄色粘着板におけるコナジラミ類の誘殺数は、海津市で2万1807頭(平年比約5.5倍 9/11~9/20の累積)で、恵那市でも8月下旬から急増(図)。ほ場周辺の雑草地で、コナジラミ類の寄生が顕著に認められている。
名古屋地方気象台が、9月25日に発表した1か月予報では、今後の気温は平年より高いと予報。増殖に好適な気象条件が継続すると予想される。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)コナジラミ類は様々な野菜に寄生し、成虫・幼虫が葉裏から植物の汁液を吸うことで、成長阻害や白化、ウイルス病の媒介、排泄物によるすす病の発生など深刻な被害をもたらす(写真)。
(提供:岐阜県病害虫防除所)
(2)タバココナジラミは、トマト黄化葉巻ウイルス(TYLC)、ウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)、トマト退緑ウイルス(ToCV)などを媒介する。オンシツコナジラミは、トマト退緑ウイルス(ToCV)などを媒介する。
(3)定植前の苗にコナジラミ類の寄生がないか確認し、ほ場への持ち込みを防止する。
(4)多発してからの薬剤防除は困難なことから、ほ場での発生状況に注意し、早期発見・早期防除に努める。
(5)ほ場内や周辺の雑草は、コナジラミ類の増殖源となるため、除草を徹底する。
(6)施設栽培では、天窓を含むすべての開口部に目合いの細かい防虫ネット(目合い0.4mm以下)を展張し、野外からの侵入防止を徹底する。
(7)薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統の薬剤連用を避ける。
(8)農薬の使用にあたっては、最新の登録情報を参照し、適正に使用する。
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