ブロッコリーの摂取でリラックス効果が得られる可能性を確認 キユーピー2025年10月3日
キユーピーは、野菜摂取による心身への情緒的な効果を検証する研究において、ブロッコリーの摂取によりリラックス効果が得られる可能性を確認。同研究成果は9月17日~19日に開かれた「第27回日本感性工学会大会」でポスター発表された。
野菜摂取が心身の健康に寄与しウェルビーイングの向上につながる可能性を探究する中、キユーピーは、マヨネーズとの相性が良く、2026年度から指定野菜になるブロッコリーに着目。同研究では、ブロッコリーの摂取が心身に与える情緒的・精神的な効果のメカニズムを、生体指標(オキシトシン測定、脳波・心拍測定)と主観評価で検証した。
「幸せホルモン」として知られるオキシトシンの測定では、ブロッコリー摂取後に唾液中のオキシトシンの分泌が増加。併せて行った気分評価(主観評価)では、ブロッコリー摂取後に「うれしい」感情が増加し、「憂うつである」感情が減少した。
脳波測定では、対照の水に対しブロッコリーは、摂取時と摂取後にリラックスを示す値が(安静時からの比較で)有意に高くなった。また、心拍測定では、水に対しブロッコリーは、摂取時に副交感神経の活動を示す値が有意に高くなり、自律神経のバランスが副交感神経優位へと傾くことが分かった。
同研究から、ブロッコリーの摂取によりリラックス効果が得られる可能性が示された。同社は今後、他の生体指標の測定や、他の野菜での検証も行い、野菜摂取とウェルビーイングの関係を科学的に追究していく。
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