【注意報】野菜、豆、花き類にシロイチモジヨトウ 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年10月3日
茨城県病害虫防除所は、野菜類、豆類、花き類にシロイチモジヨトウが県下全域で多発のおそれがあるとして、9月30日に令和7年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。

茨城県病害虫防除所によると、直近1か月間(8月26日~9月25日)のフェロモントラップへの誘殺数は、つくば市で平年より多く、笠間市で平年よりやや多い~多い(図)。9月下旬現在、秋冬ネギ、秋冬ハクサイ、大豆での被害を確認している。
気象予報によると、向こう1か月の気温は平年より高い予想で、発生を助長する条件となる。
写真1:卵塊から孵化した幼虫(左)、写真2:ネギの内部を食害する若齢幼虫(右)
(提供:茨城県病害虫防除所)
シロイチモジヨトウは、ネギ、キャベツ、ハクサイ、レタス等の野菜類やダイズ等の豆類、花き類を加害する広食性の害虫。卵は数十粒の卵塊で産卵され、孵化した幼虫はしばらく集団で生息した後(写真1)、ネギでは、葉身内に食入し、中から表皮を残して葉肉を食害する(写真2)。ダイズ、ハクサイ、レタス等では、葉を食害する。発育すると分散し、単独で食害する(写真3)。
写真3:ネギを加害する老齢幼虫(提供:茨城県病害虫防除所)
若齢幼虫は黄緑色だるが、中齢幼虫以降の体色は変異に富み、淡緑色から黒褐色まで様々。老齢幼虫の体長は約30mmで、胴部側面に明瞭な白線があることが本種の特徴。成虫の体長は10~15mm、開張は25~30mmで、前翅中央部に円形の斑紋がある(写真4)。
写真4:成虫(提供:茨城県病害虫防除所)
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)中齢幼虫以降になると薬剤の効果が低くなり、さらに幼虫が作物内に食入するとその後の防除が困難になる。そのため、圃場をよく観察し、集団で生息する若齢幼虫の早期発見に努め、防除を徹底する。
(2)施設栽培では、ハウスの開口部に防虫ネットを設置し、成虫の侵入防止に努める。
(3)薬剤散布は、薬液が葉裏や株元にもよくかかるよう十分な量で丁寧に行う。また、複数回散布する場合は、薬剤抵抗性の発達を抑えるため、IRACコードの異なる薬剤をローテーション散布する。
(4)令和4年度に主要薬剤の殺虫効果について試験を行ったので参考にする。

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