アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性を両立「技術カタログ Ver.4.0」公開 国際農研2025年10月6日
国際農研は10月1日、「アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性の両立に資する技術カタログ」Ver.4.0を公式Webサイトで公開した。
技術カタログVer.4.0の表紙および内容
Ver.4.0では、新たに4件の技術を追加して収録技術を計44件に拡大するとともに、Ver.3.0に収録済みで研究の進展により適用範囲が拡大した「バイオ炭による炭素貯留の推定手法」など2件の技術をアップデートした。
これらの技術は、アジアモンスーン地域における強靭で持続可能な農業・食料システムの構築に資するものとして、国内外の研究機関や国際的な協力の場での活用が見込まれる。これにより、日本発の研究や国際共同研究の成果が一層幅広く活用され、特にASEAN各国における食料システムの持続性向上に貢献することが期待される。
初版以降、参画機関が拡大し、Ver. 3.0からは5つの国立研究開発法人、7つの大学が技術情報を提供。さらに「バイオ炭による炭素貯留の推定手法」のように注目度の高い分野については、個別技術の収録にとどまらず、関連技術を含めた技術群としてレポートを作成している。
これらのレポートは、国際農研Webサイトで「グリーンアジアレポートシリーズ(Green Asia Report Series)」として公表されている。
技術カタログおよびグリーンアジアレポートシリーズは、農林水産省「みどりの食料システム戦略」を踏まえた「グリーンアジアプロジェクト」の一環として、国際農研を中心に作成・公表。
同カタログは、国連食料システムコーディネーションハブ、国連食糧農業機関(FAO)、ASEAN事務局を通じて国際的にも発信され、アジアモンスーン地域を中心に、世界各国の行政官、研究者、普及担当者、農林漁業者、民間セクターなど多様な関係者に広く利用されている。
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