食品乾燥機ドラッピー 消毒と80℃設定を搭載2013年4月24日
静岡製機（株）は、好評の「多目的電気乾燥庫」の名称を「食品乾燥機」に変更し、ステンレス仕様２型式３タイプの販売を開始した。
同社の「多目的電気乾燥庫」は、食品乾燥機として使われているが、農業生産者をはじめ、６次産業化の過程、食品加工分野では、調理器具や食器の乾燥にも使われている。
こうしたユーザーからは、「80℃までの高温設定が欲しい」、「消毒機能が欲しい」などの要望が同社に寄せられていた。
同社では、「多目的電気乾燥庫」の新モデルとして、食品を取り扱う人の要望に応え、「消毒機能」と「80℃設定」を搭載した、「食品乾燥機」兼「食品消毒乾燥機」ステンレス仕様２型式３タイプ、を開発し販売を開始した。また、このモデル以降、製品名称を「多目的電気乾燥庫」から「食品乾燥機」へ変更した。
食品乾燥機「ドラッピー」DSJ-SSには、食器・調理器具の消毒機能が付け加えられている。殺菌効果が確認された菌は「黄色ブドウ球菌」、「大腸菌０157」「サルモネラ」「腸炎ビブリオ」の４菌。
また最高設定温度を80℃までとし、より乾燥時間が短縮できるようになり、衛生的で耐久性に優れたステンレス仕様にし、プロのニーズに対応した。
さらに省エネ設計により、８円/時間（DSJ-7-3SSで50℃設定の場合）の超低コストを実現したなどの特長がある。
価格はDSJ-3-1SS（単相100V）で36万5400円、DSJ-7-3SS（３相200V）が43万8900円（共に税込）。出荷開始は６月上旬を予定している。
この製品に関する問い合わせは、静岡製機（株）営業本部（TEL:0538-23-2822）まで。
（写真はDSJ-7-3SS）
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