立冬に食べる「トウガン」で冬モードへ タキイ種苗2020年10月22日
タキイ種苗は、自宅で過ごす時間も季節の変化を野菜で感じてもらおうと、冬の始まりを意味する「立冬」によく食べられる「トウガン」について紹介している。

紅葉シ-ズンの11月は、まだまだ秋を感じられる季節だが、今年は11月7日~21日頃に立冬を迎える。冬の始まりを意味する立冬の時期は、季節の変わり目で体調を崩しやすいことから、冬を迎えるにあたっては、収穫されたものを温かくして食べ、栄養を摂り、体調を整えることが最良の方法だと言われている。
日本では立冬にトウガンを食べる人が多い。漢字で「冬瓜」と書くため、冬が旬の野菜と思われがちだが、実は夏が旬の野菜。皮が厚く中の水分が失われにくく、冷暗所に置いておけば"冬まで日持ちする"ことからトウガンと名付けられたと言われている。
タキイ種苗によると、おいしいトウガンの見分け方として、丸のまま売られているものは、持った時にずしっと重たく、表面に白い粉が吹いているものが熟していておいしい証。トウガンは実が熟すと白い粉が付くが、果実表面の日焼けを防ぐためともいわれている。最近は全く粉が出ない品種もあるため、傷んでいないか確認して、鮮やかな濃い緑色をしている方を選ぶとよい。また、カットされている場合は、タネがしっかり詰まっていて、変色していないものがみずみずしく新鮮だという。
トウガンは、約95%以上が水分でみずみずしく、味が淡泊で味付けしやすいため料理の幅も広い。これからの季節は煮物やあんかけ、ス-プなど体が温まる料理にも最適。調理の際は、皮をむきすぎない方が過熱しても歯ごたえを残すことができる。アクが強いワタとタネはしっかり取り除いてから調理するのがポイントだ。
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