フランスの農作業機器メーカーをグループ会社化 クボタ2023年2月3日
株式会社クボタの子会社であるKverneland AS(本社ノルウェー)は子会社を通じて、農作業機器を製造するB.C. TECHNIQUE AGRO-ORGANIQUE SAS(本社フランス、以下BCT)の株式を100%取得し、完全子会社化することを決定した。

BCTは機械除草インプルメントの製造・販売会社で「Phenix」のブランド名で製品展開している。高解像度カメラでインプルメントの位置を自動制御するガイダンス機能など先進的な機能を取り入れつつ、高速かつ精密な作業を実現させ、フランス国内を中心に高い評価を得ている。クボタは、同買収により機械除草インプルメントを製品ラインアップに加え、普及を推進し農薬使用による環境負荷を低減するとともに、多様なインプルメントによる効果的な農作業を提案していくとしている。
なお、欧州では環境負荷の低減と持続的な成長をめざす政策が進められており、その一環として2030年までに化学農薬使用を50%削減することを目標として掲げ、一部の除草剤の使用禁止を含む法改正が進んでいる。また、消費者の食に対する健康志向の高まりを受け、生態系に配慮した栽培方法や有機栽培が急速に普及し始めている。そのため化学的な除草剤を使わずに、表土を浅く耕すなどして物理的に除草を行う機械除草インプルメントの需要は、今後拡大していくと考えられる。
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