AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」大阪府池田市の農福連携農園に導入 ルートレック・ネットワークス2023年9月12日
ルートレック・ネットワークスは、大阪府池田市細河地域に開設された先進農福連携農園で、同社が開発するAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を導入。同市が推進する農福連携の取り組み及び細河地域の活性化を支援する。
3月に完成した池田市の農園
「ゼロアグリ」は、土壌センサーや日射情報から作物にとって最適な潅水、施肥量をAIが算出し、最適なタイミングで実施を行うスマート農業システム。同社は、パイプハウス向けのスマート環境制御機器として「ゼロアグリ」をこれまで全国の生産者に約370台提供している。また、2021年からクボタが運営する「クボタインキュベーションファーム」に参画し、アスパラガスやミニトマト栽培のスマート化実証を推進している。
池田市は、植木の四大産地の一つとして知られる細河地域が抱える「植木需要の減少や農家の高齢化などによる離農」への対策として、ハウスのミニトマト栽培で、AIやIoTを活用したスマート農業に農福連携を組み合わせた新たなビジネススキームの構築に取り組んでいる。また、他地域への展開による地域活性化をめざしている。
同社は、ゼロアグリを池田市に開設される先進農福連携農園に導入することで「AIによる潅水施肥の自動化」を行う。また、「クボタインキュベーションファーム」の各パートナー企業と取り組みを支援する。
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