竹が原料の生分解バイオマス資材「バイオーレ ポット」試作品モニター募集 横浜植木2024年6月12日
総合園芸事業を展開する横浜植木(横浜市)は、国産のバイオマスが主原料の農園芸用新製品「バイオーレ ポット」を東海化成(岐阜県美濃市)と共同開発。この試作品を使用するモニターを募集している。
生分解バイオマス資材を用いた「バイオーレ ポット3号」・そのまま植付け可能・分解した部分から育つ
「バイオーレ ポット」は生分解性で、苗をポットのまま圃場や花壇に植えることができるため、作業性が向上。植物へのストレスも軽減される。ポットは植え付け後、土壌中の微生物により徐々に分解され自然に還元される。
このほど開発した生分解性バイオマスプラスチック「バイオーレ」の主原料は、株式会社アミカテラの製造するmodo-cell®を用いて開発。放置竹林の竹を使用しているが、籾殻・茶殻・珈琲カス・落花生殻・トウモロコシの芯など植物残渣などからも同様の資材が生産可能。環境への負荷がなく、国内で調達できることから、輸送コストも軽減され、カーボンニュートラルな製品を供給できる。
生分解は土壌中の微生物によって行われ、最終的には二酸化炭素と水に分解され、自然に循環するもので、海洋汚染となっているマイクロプラスチック問題も回避できる。
「バイオーレ ポット」の発表にあたり、自治体や農園芸関連の法人を対象に2サイズのポットの試供品を用意。苗をポットのまま圃場や花壇に植えることの利便性や、植物の生育状況、時間と共に分解するポットの様子を実感できる。
今後は、モニター検証後、3号(直径9cm)および3.5号(10.5cm)の2サイズのポットを全国で販売予定。試供品については、(メール)info@bio-le.comへ問い合わせを。
重要な記事
最新の記事
-
【提言】農業をもう一度基幹産業に(2) 武道家・思想家 内田樹氏【2025新年特集】2025年1月16日
-
鳥インフルエンザ 千葉で国内29例目 殺処分対象約489万羽に2025年1月16日
-
能登半島地震 農林水産被害 3658億円 東日本大震災に次ぐ額2025年1月16日
-
鳥インフル 米ジョージア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
鳥インフル 英アンガス州など2州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
ドイツ産偶蹄類由来製品等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
ある「老人」のこの春【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第324回2025年1月16日
-
市場価格は「ないと高いがあると安い」【花づくりの現場から 宇田明】第51回2025年1月16日
-
大学生が調査、体験もとに地域づくりを提案 JA共済連の寄附講座でシンポ2025年1月16日
-
王秋梨、あたご梨を台湾で販促 シャリ感と甘み好評 全農とっとり2025年1月16日
-
米の裏作に秋冬ねぎ 無選別出荷で手間軽く JAくまがや2025年1月16日
-
栃木県産いちご「とちあいか」試食イベント 東京スカイツリータウンで開催 JA全農とちぎ2025年1月16日
-
「冬土用未の日フェア」直営飲食店舗で17日から開催 JA全農2025年1月16日
-
石井食品『地域と旬』シリーズ 三浦と東近江の野菜使ったハンバーグ発売2025年1月16日
-
「いちごフェア」期間限定で3種類のケーキが登場 カフェコムサ2025年1月16日
-
ロングセラー精米機「ミルモア」新モデル発売 サタケ― 精米品質・生産性・操作性を追求した新モデル発売 ―2025年1月16日
-
水稲用殺菌剤「リガ―ド」剤 新規登録 クミアイ化学工業2025年1月16日
-
謎解きしないと食べられない 岡山県産いちご「晴苺」フェア開催 岡山県2025年1月16日
-
東邦ガス 根域制限栽培によるシャインマスカット生産を支援 日本農業2025年1月16日
-
地域活性化農業・観光・教育 新たな発電所づくりへ クラファン開始 生活クラブ2025年1月16日