農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
ナイルワークスは、フルオート(自動飛行)に特化した農業用ドローン「Nile-JZシリーズ」が、背が高く防除範囲の広いとうもろこしへの農薬散布の作業負担を軽減した事例を紹介している。
農業用ドローン「Nile-JZ」
「Nile-JZシリーズ」は、フルオート(自動飛行)に特化しているため、ひとりでも操作でき、事前準備の手軽さやストレスフリーな飛行が特徴。農家の声をもとに改良を重ね、高度5メートルまでの自動飛行と精緻な散布プログラムを組み合わせることで、背の高いとうもろこしへの散布もできるようになった。
アワノメイガやアブラムシ類などの害虫対策として、とうもろこしの上から確実に、かつ均一に農薬を散布し、穂先から茎、果実まで十分に液剤がいきわたるため効果的な防除ができるため、労力や作業時間を改善し、農作業の効率化につながる。
「Nile-JZシリーズ」を利用するとうもろこし生産者は、これまでセット動噴で散布するしていると、背の高いとうもろこしの穂に農薬をかける際に自分自身が農薬を全身で浴びてしまうことや、機材自体が重たいため作業途中で腕が重くなり上部まで均一に散布できていないこともあったという。また、誰かとペアになって散布するセット噴霧の場合、スケジュール調整も大変だったが、「(Nile-JZ Plusは)実際、女性でも1人で扱える軽さと、軽バン(ミニバン)に積めること、なによりも自動飛行経路を作ってくれるので簡単。さらに、身構えることなく、ひとりでもやりたい時間帯に気軽に防除できることは精神的にも本当に楽です」とコメントしている。

重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































