作物に合わせて選べる生分解性マルチフィルム「エコビオワン」シリーズ発売 渡辺パイプ2024年11月28日
農業総合メーカーの渡辺パイプは、従来の生分解性マルチフィルム(旧品名:Bio-PALシリーズ)の名称を新たに「エコビオワン」シリーズとし、ラインナップを3種類に増やして12月2日から発売する。
「エコビオワン」シリーズ
一般的なポリエチレン製黒マルチフィルムや透明マルチフィルムは、雑草抑制や土壌の保温・保湿などに優れるが、栽培終了後に土から剥がす労力がかかる。また、土や水分が付着したマルチフィルムの処理は扱いにくく、ゴミとして廃棄処理にも手間がかかり、営農家を悩ませていた。
「エコビオワン」シリーズ設置から生分解までの流れ
生分解性マルチフィルム「エコビオワン」シリーズは、土壌中の微生物によって水と二酸化炭素に分解される生分解性プラスチックを原料としたマルチフィルム。土に鋤き込むだけで自然に分解されるため、回収や廃棄処理コストがかからず、環境への負担も減らすことができる。
このほど、作物の成長期間によって選べる3種類をラインナップ。「エコビオワン」シリーズでは、分解目安ごとに、S(短期1~2か月タイプ)、M(中期3か月タイプ)、L(長期5~6か月タイプ)の3種類に拡充した。
◎「エコビオワン」シリーズの特長
・マルチフィルムをはがす手間が省ける
・廃棄するときの処理費用がかからない
・CO2削減で環境にやさしい
・栽培作物にあわせて分解期間が選べる
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