春野菜の出荷順調 4~6月の需給見通し2015年3月24日
4月から6月にかけて、春野菜の出荷量はおおむね順調で前年並みの見込みだ。農畜産業振興機構が、20日開いた平成26年度第3回野菜需給協議会は、27年度春野菜の需給・価格の見通しを明らかにした。
生産者、流通業者、消費者など野菜にかかわる関係者が一堂に会して取りまとめた。品目ごとの需給・価格の見通しは次の通り。
▽春キャベツ=一時期の不安定な天候で、病害の発生も懸念されたが、おおむね順調な出荷となり、4月から6月は前年並みの見込み。
▽春ダイコン=現在の多雨などの影響から、一時的に出荷の谷間ができる可能性があるものの、総体的には生育が順調で、前年並み。
▽タマネギ=定植時期の降雨で病害の懸念はあるものの、おおむね順調な出荷で、前年並みの見込み。
▽春夏ニンジン=主産地の生育が順調に推移していることから前年並み。
▽春ハクサイ=作付面積の減少などから入荷量の減少が見込まれ、4月および5月の期間では、価格の低迷した前年を上回る見込みだが、順調な出荷が見込まれる6月は、高かった前年を上回る。
▽春レタス=期間を通じて順調な出荷となり、4月および5月の期間では前年並みの見込み。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(148)-改正食料・農業・農村基本法(34)-2025年6月28日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(65)【防除学習帖】第304回2025年6月28日
-
農薬の正しい使い方(38)【今さら聞けない営農情報】第304回2025年6月28日
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日