収穫量減少 平成27年産びわ、おうとう、うめの結果樹面積など2015年11月26日
農林水産省は11月24日、平成27年産びわ、おうとう、うめの結果樹面積、収穫量と出荷量をまとめた。
【びわ】
結果樹面積(注)は1400haで前年産比50ha(3%)減少した。高齢化による労力不足による廃園があったことなどによる。
収穫量は3570tで同940t(21%)減少、出荷量は2900tで同760t(21%)減少した。
10aあたりの収量は255kgで同56kg(18%)下回った。これは長崎県などの日照不足の影響による。
都道府県別の収穫量割合は、長崎県が29%、千葉県が15%となっている。
【おうとう】
結果樹面積は4400haで前年産並みとなった。
10aあたりの収量は408kgで同18kg(4%)下回った。
収穫量は1万8100tで同900t(5%)減少、出荷量は1万6300tで700t(4%)減少した。
都道府県別の収穫量割合は、山形県が全国の7割を占め、73%となっている。
【うめ】
結果樹面積は1万5900haで同300ha(2%)減少した。
10aあたりの収量は616kgで同72kg(10%)下回った。和歌山県などで開花期に天候不順となったことなどによる。
収穫量は9万7900tで同1万3500t(12%)減少、出荷量は8万5000tで同1万2100t(12%)減少した。
都道府県別の収穫量割合は、和歌山県が全国の約7割を占め、65%となっている。
結果樹面積は、栽培面積のうち生産者が果実を収穫するために結実させた面積のこと。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日