日本産かんきつ類のタイ向け輸出 生産地域を追加 農水省2016年2月1日
農水省は1月29日、日本産かんきつ類のタイ向け輸出に関する生産地域の追加と地域拡大を公表した。
新たに追加されたのは三重県御浜町で2地域と、御浜町・紀宝町内の1地域。また地域拡大したのは、三重県熊野市と御浜町内の一部だった。今シーズンからの輸出が可能となる。
タイが求める植物検疫条件はミカンバエの発生が認められないなどで、これまで静岡県藤枝市の4地域と三重県熊野市、御浜町、紀宝町内の3地域からの輸出が可能だった。
また国内の一部でSweet orange scab(スウィート・オレンジ・スキャブ、以下SOS)病が発見されたことを受け、タイは日本から輸出されるかんきつ類に対する収穫後の殺菌処理などの新たな検疫条件を設定した。
SOSはカビを原因とした病気で、果実表面に凸凹やかさぶた状の病状が現れる。発生地域は米国、アルゼンチン、オーストラリア、韓国、ブラジル等。
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