「野菜が嫌いな層」でも好きな野菜はジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ... 野菜に関するアンケート調査2020年4月27日
インターネット調査を提供するマイボイスコム(株)(東京都千代田区)は、「野菜」に関するインターネット調査を実施した。調査は3月1日~5日に行われ、1万261件の回答を得た。
調査によると、野菜が好きな人は、「好き」「やや好き」を合わせて8割。「好き」と答えた比率は、女性10~30代では各5割強、女性50~70代では7割前後だが、男性10~30代では各3割強と低くなった。
また、野菜を食べている方だと思う人は6割強。女性や高年代層で傾向が高く、男性10~30代では各5割弱、女性60・70代では8割弱となった。
野菜を使った料理を食べる頻度としては、野菜を使った料理を毎日食べる人は7割弱。「ほぼ毎日・1日3回以上」が15.8%、「ほぼ毎日・1日1~2回」が50.7%だった。毎日食べる人は女性50~70代では8割前後みられるが、男性10~40代では各5割強と低くなった。
野菜を使った料理を食べる頻度
野菜の摂取方法は(複数回答)、「生野菜、サラダ」が85.2%、「炒め物」が65.7%、「汁物」「ゆでた野菜」「煮込み料理」「煮物」が5~6割。
また、野菜を食べる人に食べる理由を複数回答で聞いたところ、「おいしい」「食物繊維が豊富」が各50%台、「健康のため」「栄養素が豊富」「体調を整える」「ビタミン、ミネラルなどを摂取する」が各40%台だった。また、「便秘を防ぐ・便通をよくする」「健康のため」「野菜が好き」などをはじめ、女性や高年代層で比率が高いものが多くなった。
好きな野菜を複数回答で聞くと、「キャベツ」「タマネギ」「トマト」「ジャガイモ」「ダイコン」「ナス」「キュウリ」「アスパラガス」「ネギ」「レタス」が上位10位。「カボチャ」「サツマイモ」「ブロッコリー」「レンコン」は、女性が男性を20ポイント以上上回った。女性10~30代では、「サツマイモ」「カボチャ」が上位2位。
一方、「野菜が嫌いな層」では、「ジャガイモ」「サツマイモ」「トウモロコシ」「カボチャ」などが好きな野菜の上位となった。
好きな野菜
嫌いな野菜がある人は5割強。嫌いな野菜は(複数回答)、「ゴーヤー」「セロリ」が各2割強、「シュンギク」「パセリ」「オクラ」が7~9%となった。上位項目は、若年層で比率が高い傾向。
嫌いな野菜
なお、「野菜摂取時に気を付けていること」を聞いたところ、鍋などで、なるべく多くの野菜を摂取するようにしている。(男性35歳)、ベジタブルファーストの実践で、血糖値スパイクを避ける。(男性59歳)、 新鮮なうちに食べるか、余ったものはうまく冷凍して保存する。(女性34歳)、火を通しすぎない。(栄養価、歯ごたえをなくさない)(女性61歳)などのコメントがあった。
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