太陽光利用型植物工場によるトマト栽培で農業参入 平塚富士キッチン2021年5月31日
神奈川県内で飲食店を9店舗展開する株式会社平塚富士キッチン(神奈川県平塚市)は、グループ会社の有限会社朋親で、2300平方メートルのトマト生産に新規参入。農場名「ロココファーム」から、「家族に食べさせたい真心こめて作ったトマト」を地元の茅ヶ崎市と平塚市を中心に販売を始めた。
ロココファームの東海農場長(左)
ロココファームは、神奈川県茅ヶ崎市で2422平方メートルの太陽光利用型植物工場を建設。3月1日に定植しトマト生産を始めた。農業未経験からの農業参入だったが順調に栽培が進み、4月末から収穫が始まった。現在はグループ会社の飲食店と茅ヶ崎市、平塚市のJA農産物直売所やスーパーマーケットの産直コーナーで販売している。
スーパーマーケットの産直コーナーなどで販売
今期は、大玉トマトは「りんか409」を2460株、中玉トマトは「シンディースイート」を1240株の計3700株でスタートし、4月下旬から7月下旬まで収穫する。また、来期からは8月下旬に定植し、大玉トマトは「りんか409」を3690株、中玉トマトは「シンディースイート」を1240株の計4930株を定植し、10月下旬から翌年の7月下旬まで収穫する予定。農場長の東海直明さんは、精密化学メーカーから脱サラしてトマト栽培に挑戦している。「家族や大切な人に安心して食べてもらえるものを作ることをモットーに、地元のみなさまに喜んでいただける元気なトマトを育てていきたい」と抱負を語っている。
重要な記事
最新の記事
-
農畜産物を「交渉カード」にするな トランプ関税でJA茨城県中央会 森山自民幹事長に緊急要望2025年5月10日
-
米など「重要5品目」守り抜く トランプ関税交渉で森山自民幹事長 茨城で表明2025年5月10日
-
シンとんぼ(141)-改正食料・農業・農村基本法(27)-2025年5月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(58)【防除学習帖】第297回2025年5月10日
-
農薬の正しい使い方(31)【今さら聞けない営農情報】第297回2025年5月10日
-
JA貯金残高 107兆2744億円 3月末 農林中金2025年5月9日
-
米、再生産可能な施策で後押し 石破茂総理2025年5月9日
-
【JA人事】JAぴっぷ町(北海道)大西組合長を再任(3月28日)2025年5月9日
-
備蓄米 全農出荷済み6万3266t 落札量の3割 出荷依頼には100%対応2025年5月9日
-
イネカメムシ被害を防げ 埼玉県と加須市、「防除」を支援 JAの要請実る2025年5月9日
-
備蓄米の円滑な流通 さらなる方策検討 買戻し条件見直しも 江藤農相2025年5月9日
-
米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
-
(434)世界の配合飼料業界のダイナミズム【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月9日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岐阜県予選会を県産品で応援 JA全農岐阜2025年5月9日
-
職員対象に「農業体験研修」を実施 JA全農あきた2025年5月9日
-
米を買うときに重視「国産米」77.8% お米についての緊急アンケート 日本生協連2025年5月9日
-
外食市場調査3月度 市場規模は3162億円 3か月ぶりに前年比でもマイナス2025年5月9日
-
BASFグループの第1四半期業績 特別項目控除前EBITDAはほぼ前年同期水準を確保2025年5月9日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年5月9日
-
生活協同組合ひろしまと連携協定「無印良品」商品を供給開始 良品計画2025年5月9日