キャベツやレタスが安値傾向 タマネギは平年並みに近づく 農水省の食品価格調査2022年9月14日
農水省が9月13日に公表した食品価格動向調査(野菜)によると、キャベツやレタスが主産地で豊作となっているため平年比で70%台の安値となっている。一方、今年春に高騰したタマネギは、北海道産が順調に出回っているため値下がりが続き、平年並みに近づいている。
最新の食品価格動向調査(9月5日~7日)の結果によると、キャベツの平均小売価格は1キロ当たり135円で、前週より3%下がり、平年比で70%と安値が続いている。農水省によると、主産地の群馬県で豊作のため出荷量が多く、市場価格も平年の70%前後で推移しており、当面、安値傾向が続くとみられている。
また、レタスも平均小売価格が1キロ当たり475円で、前週よりは2%上がったが、平年比で78%の安値となっている。主産地の長野県が豊作であることが要因だが、最新の市場価格はほぼ平年並みに戻っているという。
一方、今年春に高騰したタマネギは、最大産地の北海道産の出荷が順調で、1キロ当たり338円で前週から5%下がり、平年比で128%だった。今後も順調な出荷が見込まれ、価格はさらに落ち着くとみられている。
食品価格動向調査(野菜)は、農水省が毎週、野菜のうちキャベツやねぎ、レタス、たまねぎなど8品目について、各都道府県ごとに10店舗ずつ、計470店舗の量販店で実施し、全店舗の小売価格の全国平均値を公表している。
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