長野・飯綱町産の和りんご使用「高坂りんごブレンドジュース」新発売2023年2月6日
飯綱町ふるさと振興公社(長野県上水内郡飯綱町)は、希少品種の和りんご「高坂りんご」を使ったりんごジュースを発売。「高坂りんご」を「夏あかり」または「シナノドルチェ」とブレンドした2種類をラインアップする。飯綱町ふるさと振興公社のホームページで販売するほか、飯綱町内の直売所等でも販売する。
高坂りんごブレンドジュース
「高坂りんご」は、中国から伝わった和りんごの一種で、飯綱町高坂地区で盛んに栽培されていたが、西洋りんごの普及により生産量が減少。昭和末年頃には絶滅寸前となったが、町の有志により保存された2本の原木が飯綱町の天然記念物に指定され、生産者を増やしながら保存されている。
同町では令和2年度から、機能性食品の開発を目的に、りんご由来ポリフェノールの一種であるプロシアニジンに注目した調査研究を長野県立大学及び長野県工業技術総合センターと共同で実施している。
長野県工業技術総合センター食品技術部門加工食品部の山崎慎也研究員などによる研究結果から、「高坂りんご」のプロシアニジン含有量が他の品種に比べ著しく高いことが判明した。そこで、「高坂りんご」と他品種のりんごをブレンドしたジュースの開発を開始。長野県立大学健康発達学部食健康学科の中澤弥子教授と小木曽加奈准教授により、様々な品種のりんごとのブレンドが試作され、14種類のブレンドの中から、「夏あかり」と「シナノドルチェ」の2種類のブレンドジュースが完成した。
「夏あかりブレンド(高坂りんご×夏あかり)」と「シナノドルチェブレンド(高坂りんご×シナノドルチェ)」はいずれも720mlで各800円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日