花粉症を緩和「じゃばら」商品 健康博覧会2023に出展 ファイブワン2023年2月7日
和歌山県特産の柑橘「じゃばら」を使った商品企画開発・販売を手がける株式会社ファイブワンは2月8日~10日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる「健康博覧会2023」に出展。また、「じゃばらは花粉症を緩和し抗酸化力を高める」と題したセミナーを同時開催する。
じゃばら果実
同社は、じゃばらの果皮を使ったサプリメントをメインに、果皮・果汁を使った菓子や調味料などじゃばら製品を多数展示・提案する。また、果皮等従来は破棄されていた部分を食品として加工することで、廃棄する部分を極小にするなどの取り組みを進めており、出展により認知度を高め、和歌山県の農業活性化につなげる。
会期中は、同ホール内アトリウムB会場で、和歌山県から県産食材の持つ機能性について紹介する「和歌山県食材機能性セミナー」を開催。「じゃばらは花粉症を緩和し抗酸化力を高める」と題して、大阪公立大学客員教授・大阪市立大学名誉教授の渡辺一志氏による講義を行う。
じゃばらは、和歌山県北山村原産とする自然交雑によりできた柑橘で、果汁が豊富で種が少なく、独特な風味が特徴。現在全国で栽培されているが、2019年で全国収穫量が246トンと、その希少さからも奇跡の柑橘といわれている。
じゃばらの収穫
名前の由来は「邪気を払う」ほど酸っぱいことから名付けられたとも言われ、古くより縁起物として使われてきた。また、じゃばらには、フラボノイドの一種である「ナリルチン」が他の柑橘に比べて多く含まれており、特に果皮にはカボスの約13倍、ユズの約7倍も含まれていることが分かっている。
最新の記事
-
シンとんぼ(36)スマート農業は役に立つのか?⑩2023年3月25日
-
トマト防除暦の作成59【防除学習帖】第193回2023年3月25日
-
有機農業とは74【今さら聞けない営農情報】第193回2023年3月25日
-
相対的貧困率【閑人の独り言】2023年3月25日
-
〔337〕ポン菓子 JAいずみの(大阪府)2023年3月25日
-
〔336〕三方原じゃがいもせんべい新たまねぎせんべい JAとぴあ浜松(静岡県)2023年3月25日
-
〔335〕風さやか100%使用おかゆ JA松本ハイランド(長野県)2023年3月25日
-
茨城県で全国初の鳥インフル防止条例 背景に自治体の多大負担 迅速な防疫措置へ農場にも努力義務2023年3月24日
-
【全農 23年産米 生産・集荷・販売方針】(1)適正米価と需給均衡へ 計画生産進め理解醸成2023年3月24日
-
【全農 23年産米 生産・集荷・販売方針】(2)多様性、環境に配慮2023年3月24日
-
【注意報】水稲にヒメトビウンカ 県内で多発のおそれ 茨城県2023年3月24日
-
(325)高祖母の時代【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2023年3月24日
-
紙の被覆資材 KSB148発売 アグロカネショウ2023年3月24日
-
協同して地域づくり 労協と生協が全国初の協定 学習会や交流強める2023年3月24日
-
昆虫「オス殺し遺伝子」発見 ウイルスの多様な機能の一端を解明 農研機構2023年3月24日
-
【農水省】農畜産業振興機構理事長に天羽隆元林野庁長官2023年3月24日
-
世界女子カーリング選手権出場 女子日本代表チームを「ニッポンの食」で応援 JA全農2023年3月24日
-
青森県蓬田村で鳥インフルエンザ確認 青森県で今シーズン3例目2023年3月24日
-
外食は回復傾向 コロナ禍前と「変わらない頻度」34.5%で過去最多 外食実態調査2023年3月24日
-
育てて食べて楽しむハーブ「S&Bハーブ苗」14品新発売 エスビー食品2023年3月24日