川崎生まれ「香辛子」で新商品開発「香がらしろっぷ」発売 明大農学部2024年2月6日
明治大学農学部の竹本田持ゼミナールは、神奈川県川崎市生まれの野菜「香辛子」を活用した新商品開発プロジェクトに協力。同ゼミが掲げる「ひとりひとりが農業、農村の応援隊員になろう」の実践の場として新たな"川崎名物"を作るため、学生の目線で提案した「香がらしろっぷ」が商品化され、1月29日に発売された。
同プロジェクトは、明治大学研究・知財戦略機構と川崎信用金庫が産学連携協定を締結していることがきっかけで実現し、川崎信用金庫、川崎市、美遊JAPAN有限会社との共同商品開発事業の一環で行われた。
新商品「香がらしろっぷ」
新商品の「香がらしろっぷ」(1000円・税込)は、次世代のスーパーフードで燃焼系野菜の香辛子をふんだんに活用した。
香りがフルーティで、ピリリと美味しい辛さが特徴で、炭酸水で割ればクラフトコーラ、温めたミルクで割ればSPICY HOT MILK、そのままかき氷やバニラアイスにかけても美味しい万能シロップ。
販売店舗は、「ファーマーズマーケットセレサモス宮前店」(川崎市宮前区)、「イイモノ直売所アゼリア店」(JR川崎駅東口地下1階「川崎アゼリア」中央広場ハミングガーデン)、「イイモノ直売所麻生郵便局店」(川崎市麻生区)、「FAN EAT MAKERS」(川崎市中原区)の4か所。
竹本ゼミは「農業・農村における内発的ビジネス」「農業を基礎とする地域づくり」「都市農業振興」などの実証的研究をテーマに「現場から学ぶ」ことを基本に、農作業、現地の方とのコミュニケーションを通して課題を把握。その解決策について提案などしており、これまでに、青森県北津軽郡板柳町にて地域活性化プランの提案、鳥取県鳥取市佐治町での梨収穫作業と農家民宿での交流などに取り組んでいる。
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