宮城・山元町発「ミガキイチゴ」大阪・関西万博で復興の歩み発信 GRA2025年5月14日
株式会社GRA(宮城県亘理郡山元町)は5月19日~24日、大阪・関西万博における復興庁の展示に高級イチゴの「ミガキイチゴ」を出展し、その魅力と宮城県山元町の東日本大震災からの復興の歩みを発信する。
ミガキイチゴ
山元町のいちご産業は、東日本大震災で壊滅的被害を受けた。同社は「ミガキイチゴ」の生産を通じて、地域のいちご産業の再建を目指し、ITを活用した生産手法で勘や経験を数値化し、経験則に頼らないイチゴづくりのノウハウを確立している。また、新規就農希望者を募り、生産手法を広く公開。さらに、6次産業化を推進し、イチゴスイーツ専門店「いちびこ」や観光イチゴ農園「ミガキファーム」を展開している。
期間中は、「復興のストーリー」のパネル展示、「ミガキイチゴ・シルバー」の商品サンプル展示や、「宮城県産ミガキイチゴのはちみつかけ」の試食体験を実施する。
大阪・関西万博では、復興庁と経済産業省が、被災地発の未来社会に向けた復興をテーマに展示を実施。復興庁は「震災伝承・災害対応」、「食・水産」、「最新技術」や「福島国際研究教育機構(F‐REI)」など4 つのテーマで「復興のストーリー」の展示を予定。「食・水産」がテーマの「Kizuna」ゾーンでは、被災地の食・水産品とそのなりわいが、人々の想いや絆を支えに力強く再生・発展する過程を「復興のストーリー」として、パネル展示し、パネルに登場する事業者が手掛けた逸品を、商品サンプルや写真とともに紹介する。さらに、一部の商品は、試食を用意している。
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