特産の早生桃が食べ頃 即売会は1時間で完売 兵庫県川西市2025年6月23日
特産の早生桃(わせもも)の収穫が始まった兵庫県川西市では6月19日、桃の即売会が市内のアステ川西ぴぃぷぅ広場で開かれ、約1時間で3600個の桃が完売した。最も多く栽培されている日川白鳳(ひかわはくほう)の収穫は、現在ピークを迎え、JA兵庫六甲の直売所や地元のスーパーでも販売される。
即売会の様子
販売会当日は販売開始前、午前8時から整理券を配布。朝早くから多くの人が早生桃を求めて会場に集まり、8時40分の時点で予定数の400枚は終了。桃は大サイズ1800円、中サイズ1400円のいずれも1箱6個入りで、午前10時に販売が始まると、午前11時には約600箱、3600個の桃がすべて完売となった。
この日、即売会で1番に早生桃を購入した人は「今日は朝5時過ぎから会場に並びました。普段よりも安く購入でき、しかも美味しい、地元の農家さんの桃が食べられて嬉しい」と話していた。加茂地区で最も多く栽培されている「日川白鳳」の収穫は現在最盛期を迎えており、JA兵庫六甲の農産物直売所「スマイル阪神」(伊丹市)のほか、市内や近隣市のスーパーなどで販売されている。
川西市特産早生桃の収穫
川西市では、南部の加茂地区などで早生桃収穫が始まった。市内では約40戸の農家が約4ヘクタールの畑で栽培。京阪神地域を中心に年間約60トンを出荷している。約2000平方メートルの桃畑(加茂3丁目)で、早生品種の「日川白鳳」や「はなよめ」など桃の木を約50本栽培している農家の大田雅之さんは「今年は害虫の被害などを少し心配していたが、例年同様の美味しくて美しい桃が育っている。川西の桃は市場に近いため、収穫した翌日には店頭に並びます。この新鮮でおいしい桃を多くの人に味わっていただきたい」と話している。
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