藤木眞也氏の激励会開く2016年3月4日
7月の参議院選挙の全国比例候補として農業者農政運動組織連盟(全国農政連)が推薦する藤木眞也氏を励ます会が3月3日に東京都内で開かれた。
藤木氏は「現場を回ってTPPと農協改革が非常に大きな問題。きっちりと解決しなければならない。農家と農村は両輪。まずはすべての農産物に対する岩盤政策を打ち出すことが大事。安心して経営ができて初めて後継者もできる。精一杯がんばる」と挨拶した。昭和42年生まれ。49歳。平成17年にJA全青協会長。JAかみましき理事を経て26年に組合長に就任。経営は水田と畜産(肥育・繁殖で1100頭)。
激励会にはJAグループ関係者400人が参加した。後援会会長で全国農政連の加倉井豊邦(※邦は異体字)会長はTPP交渉参加から大筋合意、農協改革など一連の経過をふまえ「私自身も怒りに震えた。現場の大変な気持ちはよく分かる。しかし、立ち止まらずにどうしたら自分たちの希望をかなえてくれる政治にしていくか、今こそ真剣に考えなければならない。真剣に農業をやっている人を送り出さずに誰を国政に送るのか」と強調し支援を呼びかけた。JA全中の奥野長衛会長は「われわれは日本農業を支えるしっかりとした政策提言をしていくがわれわれの力だけでは足りない。現役の農家を国会に送り出していくことは大事」とあいさつした。
森山農相が激励のメッセージを寄せたほか、自民党の山田俊男参議院議員、野村哲郎参議院も駆けつけた。
(写真)激励会であいさつする藤木眞也氏
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