【コラム・消費者の目】湯たんぽ 再発見2014年2月5日
毎年冬になると寝室の寒さに悩まされていました。寝室は北側にあるので日中も室温は上がらず、夜になると窓からしんしんと冷えてくるのです。窓を二重サッシにしたおかげで多少は緩和されたものの、夜中に目が覚めると窓から忍び込んでくる冷気が目に見えるようで、本当にがっかりするのでした。
しかし、今年は違います。部屋の中がどんなに寒くても布団の中も心もぽかぽか。冷気など気にならなくなりました。
それは年末にホームセンターの暖房器具コーナーで購入した湯たんぽのおかげです。オレンジ色の樹脂製で、同系色のキルティングの袋がついていたそれは、湯たんぽに対する私のイメージを一新しました。
◇ ◇
寝る前に電気ポットでお湯を沸かし湯たんぽに入れると、お湯の熱が徐々に布団の中に広がり、何とも言えない良い加減になります。湯たんぽは直接足を温めるものだと思っていたのですが、布団の中を快適に保ってくれるものだったのですね。しかも、徐々にお湯が冷めていくので熱すぎず、眠りを妨げません。これは本当に素晴らしい!
◇ ◇
水は比熱が大きい物質です。つまり、熱しにくく冷めにくい性質を持っています。その物理特性をうまく利用したのが湯たんぽです。
以前はお湯を沸かすのは面倒でした。しかし、今は5分もかからずにお湯を沸かしてくれる電気ポットがあります。この新旧のコンビネーションのおかげで毎日快適に過ごしています。今夜もお布団に入るのが楽しみです。
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