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コラム:消費者の目

【花ちゃん】

2014.06.19 
【コラム・消費者の目】ラジオの時代一覧へ

 私が地元長崎で小中学生時代を過ごした家の台所には、SONY製の箱型ラジオが置いてありました。高級家具風の外観のそのラジオには最新の技術が使われており、非常にクリアにAM・FM放送を聞くことができました。音質もさることながら感度が抜群に良かったのでベリカードの収集に素晴らしい活躍をしてくれました。

 聞き取った放送内容を書いて送るとお返しに放送局からベリカードという証明書が送られてきます。これが放送局ごとに趣向を凝らしたものになっていて、新しいカードを手に入れるためにラジオにかじりついて番組に耳を傾けていました。
 長崎にいながら白鳥の写真が美しい北海道放送のベリカードを手に入れたのは奇跡的でした。

◇    ◇

 小沢一郎氏や永六輔氏のおしゃべりに触れたのもラジオでした。随分とはっきりものを言う大人がいるなと子供ながらに感心していたものです。
 新田次郎氏の作品をラジオドラマに仕立てた番組があって、映像が無くてもワクワクしながら聞き入っていたのを覚えています。高校、大学時代はオールナイトニッポンなど深夜放送全盛期。
 働き始めてから、めっきりラジオを聞かなくなりました。建物が鉄筋コンクリートになり、室内で電波が拾い難くなったことも一因です。
 しかし、スマートフォンのおかげでまたラジオを聞き始めました。Radiko(ラジコ)というアプリを使うと日本全国のラジオをクリアな音声で聴くことができるのです。これからまたラジオが面白くなりそうです。

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