安倍内閣は追い詰められている‐ある農協役員より2014年7月4日
ある農協役員の方から、本欄へご意見が寄せられました。有り難うございました。
ご本人のご了解を得ましたので、そのまま掲載させて戴きました。
今後も、読者の皆さまからの、このような貴重なご意見をお待ちしております。本文下の問い合わせフォームから、ご自由にご意見をお寄せ下さい。
「正義派の農政論」のコラム毎回楽しみに拝読させていただいております。
私も乱文ながら、ホームページで反論させていただいていますが、今般のJA攻撃は今までとは異質ものを感じます。思わず”弾圧”という言葉さえよぎります。
◇
とにかく何が何でもTPP締結に持ち込みたいという安倍内閣の悲鳴に似た悲壮感さえ感じます。すでに、多くのことを密約してしまったのでしょう。
次の選挙まで時間があるとはいえ、JAに全面戦争を仕掛けることのリスクはわかっているはずです。
後先を考えられないほど“追いつめられている”と考えて間違いないと思います。狂人が如くの有様で迫ってくる敵の捌き方は本当に難しい。
◇
JA改革は取ってつけた理屈なだけに、正論で立ち向かうのは難しい。国民は忘れやすく、広範に渡るTPPの危険性さえ頭から抜け落ちている。
それほどマスコミの扇動はすさまじいし、JAを叩くことによって、TPP反対の正当性を貶めるという高等戦術を使っている。
迷ったら原点に戻れが戦いの基本であるところから、TPPの危険性の復唱をお願いしたい。
(前回 TPP効果による酪農崩壊の危機)
(前々回 財界の狙いは農政運動の弱体化だ)
(「正義派の農政論」に対するご意見・ご感想をお寄せください。コチラのお問い合わせフォームより、お願いいたします。)
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