【コラム・消費者の目】「異物混入問題」に思う2015年2月12日
マクドナルド商品の異物混入問題はいくつかの問題をはらんでいます。
一つは食品の安全性の問題。小さなお子さんも口にする食品だけに、その安全性の確保に努力を惜しまないでいただきたいと思いますが、健康安全上のリスクを正しく評価して過剰な反応は避けるべきだと思います。
異物の混入を100%なくすことはできないという前提に立って、変なものを飲み込まないように気をつける自己防衛能力を身につけさせることも大切です。
◇ ◇
自分自身の経験上、外食すれば100回に1回ぐらいは髪の毛や小さな虫が入っていてもおかしくないという生活感覚があります。
また、家庭の手料理でさえ異物の混入は起こりえます。母の手作りカレーからパッケージの一部と思われるビニール片が出てきたこともありましたし、煮魚から釣り針が出てきたこともあります。文句を言うと、「漁師さんが一匹づつ釣り上げたものだから高級品なのよ。除けて食べなさい」と、何食わぬ顔で母は言ったものです。
◇ ◇
もう一つはクレームに対する対応の問題です。
お金を出して食べている以上、安全なものを気持ちよく食べたいと思うのは、ごく当たり前の感情です。異物が入っていた時には、私もお店に文句を言います。その時のお店の対応は様々で、丁重にお詫びして料理を交換するところもあれば、不愛想に「そうですか。厨房に伝えておきます。」というだけのところもあります。この対応によって腹の立ち方も変わります。
完璧なマニュアル化で有名なマクドナルドですが、今回の異物混入に対する対応は、マニュアルにどう書いてあったのでしょうか。
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