【コラム・目明き千人】お粗末な政治家を選ばない2016年6月24日
どうしてこのような人を知事に選んだのか。国会議員にも同類項が選ばれてボスが首相となる。有権者の一人ひとりはそれなりの選択で名前を書くのだが当選をして肩書とバッジをつけると困った人になる。
GDPを何%押し上げるか、が社会の進歩、豊かさを測る物差しとなって世の中がおかしくなった。アベノミクスが典型だ。GDPを押し上げる材料をミクスして、それでも足りないので三本の矢にくくり着けて飛ばしたが何処かに行ってしまっている。
日本は熱帯モンスーン地帯に位置して、四方を海に囲まれた南北に長い列島で、四季がはっきりしている。農家は気候、地理的な条件を克服して日本の風土に最も適しているコメを中心に四季折々の野菜、果実、畜産物を年間を通して供給して北から南まで全ての消費者の豊かな食生活を支えている。国際的に評価の高い日本食も支えている。
現在は、いろいろな分野の技術の進歩がヒトの適応能力を超えるスピードで進んでいる。コンピューターがその見本だ。大の大人が、電車の中でもスマホでゲームをピコピコやっているのを恥ずかしいと思わない。将棋の世界だけではなく、日常生活までもコンピューターがヒトの頭脳より先に進んでいる。
農業経営に最先端の技術を取り入れれば日本の農業の置かれた、土地、気候の不利な条件を克服することは可能である。家族農業では無理なので株式会社方式の経営にして大規模農業とすればアメリカの農業に負けない生産性、品質、価格で競争が出来る。高品質な農畜産物は高くても世界の金持ちが買ってくれる。この程度のシュミレーションはスマホでピコピコやれば画面に出てくる。結構なことだ。
困るのは、この程度のレベルの有識者会議の提案を政策にする"困った人達"が選挙で出てくることである。
日本の農業が国際的な競争力を持たないのは農家と農協の責任と言っているような、もっと分かり易く言えば、三代にわたって困った知事を推薦して責任をとらないような政党の候補者を次の国会議員に選ばない。
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