チーズはどこに消えた?【消費者の目・花ちゃん】2020年5月11日
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言以来、私は在宅勤務が続いています。10年前は在宅勤務といってもメールの読み書きできる程度でしたが、今では家にいながら会社と同じような環境で仕事ができています。特に驚くのはネットミーティングで、一昔前は何百万円もするようなテレビ会議システムが必要でしたが、今では無料のサービスでも十分使えます。おかげでZoomというネットミーティングツールを使った飲み会が一種のブームになっています。
一方で、レストランをはじめとする外食産業は、お客さんに来店してもらえないとなると非常に辛い思いをしているようです。少しでも売上げを稼ごうと、我が家の近くのレストランや飲み屋さんのほとんどがテイクアウトを始めました。料理が美味しくて予約の取りにくかったお店のお弁当は、1週間先まで予約で埋まっていたりします。各店舗の強みが異なるので一概には言えないのかもしれませんが、このような時だからこそ窮地を打開するための知恵を絞る必要があるのではないかと思います。
世界で累計2400万部のベストセラーとなった「チーズはどこへ消えた?」という話を思い出します。2匹のネズミと2人の小人は迷路の中で大量のチーズを発見します。しかし、ある日チーズが無くなったのです。ネズミ達はあまり考えずにすぐに新しいチーズを探しに行ってしまいます。小人達はチーズが戻ってくるのではないかとその場に留まります。しかし、小人の一人はとうとう新しいチーズを探すべく、今の場所を離れることを決意します。
新型コロナウイルスの感染拡大による大きな変化の中にあって、私達が何をしていけば良いのか、すべての人にとって考える指針となる一冊だと思います。
本コラムの一覧は下記リンクからご覧いただけます。
【花ちゃん・消費者の目】
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年9月3日
-
【農協時論】小さな区画整理事業 生産緑地保全と相続対策の要に JA東京スマイル 眞利子伊知郎組合長2025年9月3日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年9月3日
-
【注意報】ねぎ、キャベツなどにシロイチモジヨトウ 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年9月3日
-
【注意報】いちごに炭疽病 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年9月3日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の仕上げ防除 カメムシ対策は必須 暑さで早めに対応を2025年9月3日
-
ミサイルは兵糧攻めに有効か【小松泰信・地方の眼力】2025年9月3日
-
「コウノトリ育むお米」4万4000円 JAたじまが概算金 「消費者も付加価値を理解」2025年9月3日
-
【人事異動】農水省(9月2日付)2025年9月3日
-
8月大雨被害に営農支援策 農機修繕、再取得など補助2025年9月3日
-
緑茶輸出 前年比9割増 7月の農産物輸出実績2025年9月3日
-
JA貯金残高 107兆337億円 7月末 農林中金2025年9月3日
-
『農地六法 令和7年版』発売 農地法関連政省令・通知を完全収録2025年9月3日
-
「アウト オブ キッザニア in えひめ」で「だしの伝道師」担当 マルトモ2025年9月3日
-
大阪・関西万博で「EARTH MART DAY」開催へ 食と農の未来を考えるイベント クボタ2025年9月3日
-
【人事異動】日本製紙(10月1日付)2025年9月3日
-
【人事異動】エスビー食品(10月1日付)2025年9月3日
-
鳥取県産「二十世紀梨」過去20年で最も甘い出来栄え「とっとり梨フェア」開催2025年9月3日
-
コメリ「安さ毎日」約2000アイテムの商品で生活応援2025年9月3日
-
ウルトラファインバブル水活用で牛の飼養管理改善 カクイチと共同実証実験開始 デザミス2025年9月3日