【JCA週報】アイルランドの戦略計画にみる EU の共通農業政策の行方2022年1月31日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 土屋敏夫 日本生協連代表会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
研究員レポート:EU の農業・農村・環境シリーズ 第53 回
アイルランドの戦略計画にみる EU の共通農業政策の行方
(一社)日本協同組合連携機構 基礎研究部 客員研究員 和泉真理
EU の次期共通農業政策は 2021 年 6 月に欧州理事会、欧州委員会、欧州議会という EU の政策決定を担当する三つの組織間での合意に達した。2021年12月 2日には、次期共通農業政策の根拠法が公式に採択された。
次期共通農業政策の特徴の一つは、各加盟国がそれぞれ農業政策についての「戦略計画」を策定することになっており、従前よりも各国の実情を反映した農業政策となることである。もう一つの特徴は、「欧州グリーンディール」や「農場から食卓へ戦略」などに示された EU の気象変動対応・環境保全目標を達成するための政策であることが求められていることだ。
今後、EU の加盟各国は 2021 年末までに農業政策についての「戦略計画」を提出し、1年間の審査と準備期間を経て 2023 年から新しい共通農業政策が実行に移されることになる。
本稿は、次期共通農業政策の行方を、アイルランドの戦略計画の事例から紹介する。
内容は、JCAウェブサイトをご覧ください。
https://www.japan.coop/wp/wp-content/uploads/2022/01/220113_01.pdf
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