【JCA週報】日本協同組合連携機構(JCA)がウクライナ侵攻に関する声明を発表2022年3月24日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 土屋敏夫 日本生協連代表会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、日本協同組合連携機構(JCA)が発表した、ウクライナ侵攻に関する声明です。
日本協同組合連携機構(JCA)は、ウクライナ侵攻に関する声明を発表しました(2022年3月23日)
JCAは2022年3月23日、ウクライナ侵攻を非難するとともにウクライナの協同組合への連帯と支援を表明する声明を発表しました。
本声明は、日本語と英語で作成しており、日本及び世界の協同組合とともに、できる限りの支援をしていくことを併せて表明したものです。
ウクライナ侵攻を強く非難し即時停戦と撤退を求めるとともに、ウクライナの国民と協同組合に連帯を表明します
今次のロシア政府による軍事侵攻は、ウクライナ国民の生命、生活および農業やエネルギーをはじめ生活の基盤を支える産業を根底から破壊しかねず、その被害は将来にわたる甚大なものとなりつつあります。このことは国際法上も人道上も決して許されるものではありません。さらに、ロシアの指導者が核兵器使用を前提とするかのような発言をし、ロシア軍が原子力発電所を攻撃していると伝えられていることは、唯一の戦争被爆国であり、東日本大震災に伴う原発事故に未だに苦しむ日本の国民として看過できません。
私たち協同組合は、人と人の結びつきと助け合いを基本とするとともに、協同組合の事業と活動が平和の実現に寄与することをめざしてきました。こうした立場から、ロシア政府によるウクライナ侵攻を強く非難するとともに、即時の停戦と撤退を求めます。そして、ロシアを含む国際社会が一刻も早く対話と平和的解決に向け歩み出すことを強く求めます。
ウクライナの協同組合の仲間は、生命および事業の基盤を脅かされる中で、国民の生命と生活を守るために活動し続けています。ウクライナの仲間の献身的な活動に連帯の意を表明するとともに、ウクライナの仲間を救おうとしている日本及び世界の協同組合とともに、できる限りの支援をしていくことを表明します。
2022(令和4)年3月23日
一般社団法人 日本協同組合連携機構(JCA)
ウクライナ侵攻に関する海外・国内の協同組合による声明とあわせて、JCAのウェブサイトにて掲載しておりますので、ご覧ください。
https://www.japan.coop/wp/11094
JCAは、「学ぶとつながるプラットフォーム」をめざしています。
重要な記事
最新の記事
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日