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【消費者の目・花ちゃん】家の食品ロス難問2025年11月18日

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夕方のスーパーに行くと、まるで割引シールをめぐる戦いのようです。お総菜売り場には、シールが貼られる瞬間を今か今かと待つ人々が集まり、お目当てのお総菜を探しています。私たちの日常は、知らず知らずのうちに食品ロスと向き合っています。日本の食品ロスは年間約464万トン。その半分が家庭から発生しています。事業者はAIによる需要予測や賞味期限の見直し、規格外品活用で削減を進め、目標を前倒しで達成しましたが、家庭系の削減ペースは緩やかです。

家庭系が苦戦する理由は、食品管理が個人の意識や生活習慣に左右されること。作りすぎて食べきれなかったり、買いすぎて冷蔵庫で忘れたり、賞味期限と消費期限を混同して廃棄したりすることもあります。さらに、どれくらい無駄にしているかが見えにくく、改善意識が芽生えにくいのです。事業系では削減が利益に直結しますが、家庭ではその効果を実感しにくいのも原因です。

家庭でのロス削減の第一歩は「見える化」。冷蔵庫の在庫をアプリで管理し、賞味期限の近い食材を一目で把握することが推奨されますが、忙しい日々では後回しになりがちです。「計画的な調理と購入」も大切ですが、スーパーの販売単位に合わせるしかない場合もあります。現実的なのは「工夫して使い切る」こと。残り野菜はスープや炒め物に、余ったご飯は冷凍して別メニューに活用するなど、小さな習慣の積み重ねが年間で大きなロス削減につながります。

食品ロスは家計や環境にも直結します。「もったいない」の精神だけでは長続きしませんが、節約効果が目に見えれば意欲につながります。私自身、今日から宝探し感覚でロスを見つけ、少しずつ減らしてみたいと思います。

(花ちゃん)

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