シンとんぼ(178)食料・農業・農村基本計画(19)農村の振興2026年1月31日
シンとんぼには農業の持続的発展と食料の安定供給への切なる思いがあり、この思いが一日でも早く実現されることを願いながら、今後の農業を占う様々な事項について持論を展開している。
その一環でシンとんぼでは、大本の法律である食料・農業・農村基本法(2024年6月改正)の条文の理解を深め、シンとんぼなりに基本法をしっかりと学べたのではないかと思っている。
現在、同法の理念を実現する具体的な内容が記された「食料・農業・農村基本計画」(以降、「基本計画」、2025年4月11日に閣議決定)の詳細を確認しながら、基本法の理念がどのように反映され、どうやって実現しようとしているのか等を検証し、農業現場で何がなされなければならないのか探ろうとしている。
前回から「第3部 食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標」の検証とその目標やKPIの設定がどのようになっているかをひも解いている。今回は(5)農村の振興をひも解いてみよう。
(5)農村の振興には、多様な人材が農村に関わる機会の創出、経済面の取組(所得と雇用機会の創出)、生活面の取組(人が住み続けるための条件整備)、地域の共同活動の促進、中山間地域等の振興、鳥獣被害対策といった6つの項目で目標とKPIが設定されている。
農村の振興は、食料を安定的に生産するためにも重要な課題であるので、ぜひとも力を入れてもらいたいものだ。
しかしながら、掲げられた目標とKPIがどんな風に機能を発揮して農村振興につながっていくのか今一ピンとこなかった。それぞれの目標とKPIの概要は次表のとおりであるが、この項目も実際にどのような具体策をもってKPIを達成しようとするのかが肝要であるので、第4部の目標とKPIの検証の際に合わせて検証しようと思う。

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