AgTechの銀座農園 経営体制を強化でCOO・CMOが新たに就任2021年1月14日
スマート農業ソリューションを提供するAgTechスタートアップの銀座農園(株)は1月1日付けで、執行役員COOに桑原広充氏と執行役員CMOに高野信人氏が就任した。

銀座農園は創業以来、マルシェ、ロボットなど農業課題に対応する多角的なサービスを提供。近年は急速に農業ロボットのニーズが高まっていることから、マルシェ事業とスマートアグリ事業の連携強化と、さらなる事業拡大に向けたオペレーションや内部統制強化が急務となっている。同社では事業全体の成長をさらに加速させるため、それぞれの事業で卓越した経験と実績のあるメンバーを新たな運営責任者に選定した。
桑原氏は、石油系資材企業で営業職として従事後、日本とシンガポールでFinTechベンチャーを起業。国内外で金融機関とSaaS・振込系オープンAPIの連携を構築しデータ活用にも取り組む。同社ではロボットとデータビジネスにおける運営責任者を務め、2020年10月に銀座農園に参画し、同11月からスマートアグリ事業部長。また、高野氏は、TSUTAYAのグループ企業で食品部門を立ち上げ、運営した経験を活かし、銀座農園では東京有楽町・交通会館マルシェの運営責任者を務める。2018年10月から銀座農園に参画し、2020年11月にマルシェ事業部長に就任した。

COO(Chief Operating Officer)に就任した桑原氏は「今後は、アグリEVロボット『FARBOT』シリーズのさらなる進化に併せてデータビジネスも加速する。データ活用とソフトウェア構築の領域、海外進出では経験をフルに活したい」とコメント。また、CMO(Chief Marketing Officer)の高野氏は「スマートアグリ事業との連携を強化し、ロボットを活用したテクノロジーとリアルの融合を進め、農業者の生産から販売までのトータルソリューションを提供していく」と述べている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日