EM石鹸で環境保全 JA共済連2013年12月5日
JA共済連は役職員の環境保全活動の一環で、家庭で出た廃油を使ったEM石鹸づくりを行っている。12月4日、完成した石鹸の梱包作業を行った。
EM石鹸とは、廃油と米のとぎ汁に有用微生物郡(EM菌)を混ぜて作る石鹸だ。廃油をそのまま排水に流せば汚染源となるが、EM石鹸にすることで逆に河川の浄化に役立つようになる。
近年、企業・団体の社会的責任として、役職員が環境保全活動や地域貢献運動に取り組むことが求められるようになった。JA共済連地域活動支援部では、JAや組合員の地域活動への助成を行っており、「全国連でも何か活動をしなければ」(同部平野靖子さん)との思いで、3年前からEM石鹸づくりを始めた。同部ではこのほかにも、全国本部のある千代田区平河町での清掃活動や、使わなくなった衣服類を世界の難民キャンプへ贈る「きずなチャリティ」などにも取り組んでいる。
今年は30人ほどの有志が参加して150個の石鹸を制作。このうち75個は役職員が家庭で使い、残りの75個はきずなチャリティ運動としてマリ共和国へ送る予定だ。
3回目となる今年は、ハチミツを混ぜて保湿効果を高めたり、アロマオイルを入れて香り付きの石鹸をつくるなど、独自の工夫を加え、石鹸づくりを楽しんだ。
(写真)
EM石鹸と梱包された完成品を手に持つ平野靖子さんと、梱包作業に勤しむJA共済役職員
(関連記事)
・建更・自動車共済が健闘 JA共済連上半期業績(2013.12.03)
・事故受付大阪センターを新設 JA共済連(2013.11.05)
・LAと事務の連携構築で実績アップ JA共済連(2013.10.25)
・交通安全を呼びかけるTV-CM JA共済連(2013.09.20)
・JA共済連、東京海上日動と年度末まで協議(2013.08.06)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タケノコ園でキモンホソバノメイガの被害 府内で初めて確認 京都府2025年10月14日
-
【Jミルク9月牛乳動向】需給緩和で価格下げ傾向2025年10月14日
-
草刈り委託に自治体が補助 「時給1500円」担い手支援2025年10月14日
-
飼料用米作付け 前年比53%減 戦略作物 軒並み減2025年10月14日
-
米価 3週連続低下 4205円2025年10月14日
-
2つの収穫予想 需給を反映できるのはどっち?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月14日
-
農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省2025年10月14日
-
「サステナウィーク」15日から 持続可能な消費のヒントが見つかる2週間 農水省2025年10月14日
-
賑わいを取り戻す地域のランドマークに 隈研吾氏設計の行徳支店新店舗で地鎮祭 JAいちかわ2025年10月14日
-
JA資材店舗CS甲子園 優勝はJAあおば「八尾営農経済センター」とJAながの「JAファームみゆき」 JA全農2025年10月14日
-
なめらかな食感と上品な甘み 鳥取県産柿「輝太郎フェア」15日から開催 JA全農2025年10月14日
-
インドで戦う卓球日本代表選手を「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年10月14日
-
松阪牛など「三重の味自慢」約80商品 お得に販売中 JAタウン2025年10月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で「マロンゴールド」を収穫 JAタウン2025年10月14日
-
SNS選挙に潜む政治の劣化【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月14日
-
【今川直人・農協の核心】集団個性(アイデンテテイ-)としての社会貢献(2)2025年10月14日
-
「令和7年産 新米PR用POPデータ」無料配布を開始 アサヒパック2025年10月14日
-
「Rice or Die」賛同企業の第2弾を公開 お米消費拡大に向けた連携広がる アサヒパック2025年10月14日
-
腸内細菌由来ポリアミンの作用研究 免疫視点から評価「食品免疫産業賞」受賞 協同乳業2025年10月14日
-
米の成分分析計AN-830 新発売 ケツト科学研究所2025年10月14日